荒谷誠也)…やったか。
風斬白)さすが誠也、性格はうざいけど強いな。
荒谷誠也)誉め言葉だよな?
坂上優一)やっと倒せたね!
5人の前には倒れた勝幸がいた。
山暗勝幸)…おのれ。こんなはずでは…。
そう言い残すと勝幸は消えた。
「チッ…。」
風斬白)あれ、誰かの舌打ち聞こえなかったか?
坂上優一)いや、多分勝幸が最後にならしたんでしょ。
風斬白)そ、そうか?ならいいが…。
芝田亮仁)これでこの件もおしまいだな。
影野冥)いや、まだだよ。
荒谷誠也)え、まだやり残したことある?
影野冥)冥界に戻らないと。あいつが死んだなら冥界に飛んだはず。あいつは冥界を滅ぼそうとしていたから、なにをしでかすかわからない。
芝田亮仁)そうか…。でもどうやっていくんだ?
風斬白)任せろ、俺が無差別の殺戮してやるよ。
坂上優一)白はどうするの。
風斬白)おれも巻き沿いくらうから。んじゃいくぞ!
白はタロットを引いた。
荒谷誠也)うぐお!
影野冥)この威力…!
坂上優一)生身なら…。
芝田亮仁)即死…!
風斬白)うおりゃ!
影野冥)誠也!はやく起きて!
荒谷誠也)あと5分…。
白が誠也にサイクロンアッパーをすると、誠也は目を覚ました。
荒谷誠也)お、着いたのか?
影野冥)着いたのか?じゃないよ!
なんと冥界の風景は変わり果てていた。町は粉々、あたりから毒々しい雰囲気が漂っている。
荒谷誠也)どうなってやがる!
坂上優一)し!
優一は誠也を黙らせ、他の4人を陰に隠した。なんとあたりには無数の魔物がいる。
荒谷誠也)まるで廃墟じゃねえか…。俺が冥への会いたさに来たときはこんなんじゃなかった…。
「あ、誠也!」
荒谷誠也)ん、この声は…?
冥黒)よかった!誠也がいてくれた!んでそこの3人は誰?
荒谷誠也)俺の旅の仲間だ。
風斬白)オレは風斬白だ。よろしく。
坂上優一)おれは坂上優一。よろしくね。
芝田亮仁)俺は芝田だ。よろしく。
冥黒)よろしく。それより誠也!はやく来て!
荒谷誠也)なにがあったんだ!?
冥黒)町が襲われていて…。唯一そこに残っている螺旋塔の屋上で一人の女性が助けを求めてるんだ!
坂上優一)な、なんだと!?
その話に真っ先に食いついたのは優一だった。
坂上優一)その女の特徴は!?
冥黒)えっと…。結構見た感じ若かったね。愛嬌ある顔してて…。
坂上優一)間違えない、心優だ!
冥黒)え、心優?
坂上優一)おれの妻だ。それよりその話は本当か!?
冥黒)本当だよ。
坂上優一)おい皆!急ぐぞ!
優一は町へ大急ぎで走っていった。
荒谷誠也)俺たちも行くぞ!
誠也たちは優一の後に続いた。
螺旋塔の屋上で一人の女性が助けを求めている。
坂上優一)はあ…はあ…。心優、心優か!?
坂上心優)ゆ、優ちゃん!?どうしてここに…。というか、優ちゃん助けて!このままだったら私殺される!
螺旋塔には無数の魔物が徘徊している。屋上にいくにはかなり手間がかかりそうだ。
荒谷誠也)おい、優一、妻を助けたいんだろ!?はやくいくぞ!
坂上優一)あ、ああ。
5人は螺旋塔に突入した。
荒谷誠也)おりゃ!どけこら!
「な、なんだこいつら!?」
坂上優一)おりゃ!邪魔は許さん!
「つ、強いぞ!」
5人は魔物を蹴散らしながら屋上まで走った。
坂上心優)やめて…。来ないで…。
触魔タミフル)くくく…。貴様は久々にいい女だ…。貴様を連れて帰れば我の報酬は弾む…!はははは!
坂上心優)やめて…。来ないで…。
荒谷誠也)やめろー!
触魔タミフル)な、何者だ?
坂上優一)俺の嫁に手出しさせることは許さない!
触魔タミフル)ほう、こいつは貴様の嫁だったのか。ならば貴様も道連れにしてやる…!
坂上心優)誠ちゃん、優ちゃん、気をつけて!そいつに触れると即死だよ!
荒谷誠也)な、まじかよ!?
坂上優一)いや、仕方ない。倒さないと。どんな手を使っても。夫は妻を最後まで守る。それが使命なんだ。
続く