中居志樹)ああ、冥界に死者の心を惑わす厄介者がいてね。キミの嫁さんはそいつに狂わされたのかもしれない…。と思ってね。
坂上優一)じゃあ…。心優が凶暴(地縛霊)化したのはそいつのせいだと…?
中居志樹)ただの憶測だが…。その可能性も全然否定できない。
風斬白)でもさ、ただ心を惑わすだけであんなに凶暴化するか?あいつ生前は戦闘力1しかなかったのに、さっきはオレらが束になってもかなり苦戦したんだぞ?
中居志樹)まあそれも疑問だが…。
影野冥)…。これからどうするの?
ガタンッ!
突如激しい音と地震がおきた。
影野冥)キャ!?
風斬白)何事だ…。
坂上優一)ちょ、みんな!外に来て!
優一はみんなを外に連れ出した。
影野冥)な、なにあれ…。
芝田亮仁)何が起きているというんだ…。
みんなが冥界の空を見渡す。そこには巨大な円盤型の飛行船が宙を浮いていた。
風斬白)あれは一体なんだ…?
突如飛行船が白たちの前に着地した。飛行船の扉が開いた。
風斬白)はいってみるか?
突如飛行船の中から男が出てきた。
「あいつが極限覚醒を極めた男か。」
影野冥)あいつって…。
そういうと、男は誠也を拘束した。
荒谷誠也)は、離せ!
風斬白)お前今回喋ったのはじめてだな。
荒谷誠也)どうでもいいわ!
「一緒に来い。」
男は誠也をつれて飛行船に瞬間移動し、飛行船は飛んでいってしまった。
影野冥)展開がよく分かんなかったよ…。
中居志樹)とりあえず、さっきの男が誠也をつれて飛行船で逃げたってことだね…。
風斬白)…。なんかわけわかんなくなってきた。オレの思考が追いつかねえわ。
芝田亮仁)あれ、また飛行船が戻ってきた。
飛行船は冥たちの前におりてきた。そして中から誠也がでてきた。
影野冥)せ、誠也!
冥は誠也の方に走った。
荒谷誠也)…。冥。
そんな冥を誠也は剣で迎えた。
影野冥)な、何…?
荒谷誠也)…。
風斬白)ま、まさか誠也も凶暴化か!?
荒谷誠也)…。くく。
誠也は不気味な笑みを浮かべている。
荒谷誠也)今日俺は分かった…。人間というのは心底くだらないものだと。
中居志樹)…。やられたな。
坂上優一)というと…。
中居志樹)キミの嫁さんと同じ状態になってしまっている。
荒谷誠也)そう…。俺が貴様らを滅ぼす!
坂上優一)ええ…。
風斬白)やるっきゃねえだろ!何内気になってんだよ!
荒谷誠也)だが…。今貴様らとやっても面白くない。地図をだせ。
影野冥)…。
冥は地図をとりだし、誠也に渡した。誠也は地図に鉛筆で記しをつけた。
荒谷誠也)いいか、俺はここで待っている。俺に勝てるほどの実力になったと思ったら来るがいい。
風斬白)何をえらそうに!今潰す!
白は誠也にライガークラッシュをした。が、効き目はなく、誠也は白を軽く殴った。
風斬白)うぐお!
荒谷誠也)…。実力差は明白だ。待っているぞ。
そういうと誠也は消えた。
影野冥)…。なんだったの今の。
中居志樹)…。ともかく、今のキミたちでは誠也には敵わないだろう。
坂上優一)い、いや、でも…。
中居志樹)キミたちにとって白は攻撃の要的存在だ。そんな彼の攻撃が通用しない。もう言わなくても分かるよね?
坂上優一)…。
中居志樹)それに、心優の戦闘力は1から…。…。優一、心優の暴走後の戦闘力は?
坂上優一)たしか1000兆だったと。
中居志樹)彼女の戦闘力の倍率からして、誠也の戦闘力の上昇値もすごいはずだ。今の我々では勝ち目は無だ。
芝田亮仁)たしかにそうだな…。
風斬白)じゃあこれからすることは…。
中居志樹)決まっているだろう、特訓するぞ。みんなついてくるんだ。
続く