芝田亮仁)さあ、この箱…。名称は知らないが、こうやって…。
亮仁がルービックキューブのような箱を高速連打しはじめた。
芝田亮仁)1000年前の…。ここだ!
カチッ
荒谷誠也)うわー!
影野冥)キャッ!
風斬白)うおっ!?
坂上優一)わっ!?
芝田亮仁)…。
荒谷誠也)いてて…。ここどこだよ…。
影野冥)うう…。
風斬白)いってぇ…。
坂上優一)なにがあったんだ…?
芝田亮仁)皆、大丈夫か!?
荒谷誠也)…。ああ、なんとか。
影野冥)…。
風斬白)オレも大丈夫だ。
坂上優一)おれも無事だ。
芝田亮仁)冥、大丈夫か?
影野冥)…。だ、誰ですか?
荒谷誠也)え、冥?
影野冥)め、メイ?私のことですか?
風斬白)ま、まさか、これって…。
坂上優一)記憶喪失…。みたいだな。
芝田亮仁)そういえば…。時渡りの力がない者が無理にこれの力を受けると、このように症状がおこると聞いたことが…。
影野冥)さっきから、何の話をしているんですか?
荒谷誠也)ああ、俺は荒谷誠也。お前の兄だ。
影野冥)…兄?私の?
荒谷誠也)そう。それで
「おい、誰だお前らは!」
坂上優一)ん…?
誠也たちの見上げる視線には、兵士らしき男が誠也たちを睨んでいた。
「お前たちは何者だ!?名を名乗れ!」
芝田亮仁)ちょっと待て。
「ん、お前…。い、いや、あなたは…!」
芝田亮仁)彼らは俺のかけがえのない友人だ。何も悪い奴ではない。
「…。了承しました。大変失礼しました。」
そう男は言うと、誠也のすぐそばのゲートを通った。よくみると、誠也は大都市の入り口にいた。
荒谷誠也)こ、ここは…。
風斬白)す、すげえな。建物が浮いてるぞ。
芝田亮仁)そう、ここが、俺の故郷。大都市カロルだ。
荒谷誠也)すげえ…。俺たちの時代とはレベル、および文明が違う…。
芝田亮仁)(待てよ、この都が生き延びているということは、まだあの都が滅びる事件は発生していないということか?ということは、時列に少しずれが生じたということか…?)
荒谷誠也)はやくいこうぜー。
誠也たちはカロルにはいろうとした。
警備員)待て!ここはお前たちは…
芝田亮仁)待て。彼らは俺の友人だ。
警備員)…。失礼しました。どうぞ、お通りください。
風斬白)(それにしても…。やたらと亮仁のやつ、ちやほやされてるな…。この都の重要人物でもあるのか…?)
荒谷誠也)すげえ!文明とか栄えすぎだろ!これが1000年後の
芝田亮仁)静かに!
亮仁が誠也の口を押さえた。
荒谷誠也)う…。
芝田亮仁)やめろ。お前たちが1000年前から来たと知られると少し面倒だ。
荒谷誠也)…。
芝田亮仁)俺についてこい。家を紹介する。
亮仁は家に向かった。
芝田亮仁)帰ったぞー。
すると、一人の女性がでてきた。
「あら、亮仁さん、お帰りなさい。」
荒谷誠也)ん、誰だ?
芝田亮仁)ああ、こいつは俺の妻の芝田実(しばたみのる)だ。
芝田実)…え、あ、亮仁さん、この人たちは?
芝田亮仁)ああ、俺の友人だ。荒谷と影野、風斬と優一。怪しい奴らじゃないから安心しろ。
芝田実)荒谷…?…。あらそう。そういえば、2階のあの部屋って空いてたっけ?
芝田亮仁)ああ、おそらく。
芝田実)じゃあ、誠也さん、上の部屋にご案内しますね。
荒谷誠也)ん…?ちょっと待ってください。
芝田実)なんでしょう?
荒谷誠也)なぜ…。俺の名前を知ってるんですか?
芝田実)…。とりあえずご案内しますね。
荒谷誠也)あ、はい。
続く