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家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 138

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せいやの冒険日誌

2019-02-26 00:56:04.0 テーマ:その他

[時廻物語]番外編  贈り物

僕の名前は荒谷誠也。小学4年生の男。僕は、お父さんとお母さんの3人で幸せに暮らしていた。

「ただいまー!」

「おかえりなさいー。」

そうお母さんは僕を迎えてくれた。僕が、学校であったことをお母さんに話して、お母さんはそれを笑顔で聞いてくれた。

「今日ね、影野冥ちゃんってクラスメイトと友達になったんだ!」

「あらー、よかったじゃないー。」

僕は好きなアニメを見ながらお母さんに楽しく話し、お母さんも楽しそうに聞いてくれる。



「ただいまー。」

「おかえりー!」
「おかえりなさいー。」

僕とお母さんはお父さんを迎えた。お母さんは料理を作ってお父さんを迎え、僕たち家族で美味しい食卓を囲む。

「いただきまーす!」

そう皆言って食事を楽しんだ。ずっとこんな幸せな生活が続くと思っていた。



でも神様は無情だ。この日は僕の誕生日だったから、お父さんはたくさんのご馳走を買って帰ってくると言っていた。だから僕もお母さんも、お父さんをいつにもまして心待していた。

でもお父さんは帰ってこない。いくら待っても帰ってこない。

「もしかしたら、仕事が忙しいのかもしれないわねー。」

「そうだね…。」

「テレビをつけましょうか。」

そう言ってお母さんはテレビをつけた。直後僕たちは硬直した。それはニュース番組。そして、その番組には…。

お父さんが亡くなった報道があった。



その日から幸せな日常は終焉をむかえた。母は僕のために朝から晩まで働くようになってしまい、僕はほとんどの時間を一人で過ごした。

「お母さん、どうしてそこまで無理するの!?」

「だって…。この前あなたに…。祝えなかった誕生日を祝ってあげたくて…。」

お母さんの体力は最早限界だった。これ以上働かせていいのか。

「お母さん、そんなに無理しないで…。」

「誠也…。」



僕は今日ほど学校が終わるのが待ち遠しい日はなかった。今日は僕の誕生日。お母さんがたくさんのご馳走を用意して待ってくれているそうだ。とても楽しみにしていた。



「荒谷、荒谷はいるか!?」

突如担任の芝田亮仁先生が僕を呼ぶ。

「は、はい、なんでしょうか?」

「実はな…。」



僕は大急ぎで病院に駆けつけた。

「あ、誠也君!」

医者が僕に気づく。

「こ、こんにちは…。母が重体と聞きまして…。」

そう、お母さんが倒れたらしい。僕はその報道を聞いたとき、気を失いかけた。

「残念なんだが…。君のお母さんが助かる可能性はもうない…。」

「な、なぜ!」

「もう、これ以上の呼吸ができないみたいなんだ…。」

「(なぜ…。神様、なぜ僕たちにばっか試練を与えるの?お父さんをつれていったのに…。お母さんまでつれていかないでよ…!僕一人になったらどうしたらいいの…!?)」

「誠也、あのときはごめんな。」

「え…?」

誠也が見上げる先にはお父さんの姿があった。

「ごめんな、誕生日を祝えなくて…。まだプレゼントをあげてなかったよな。誠也、これがお父さんの誕生日プレゼントだ…。」

お父さんはそう言って消えた。次の瞬間。

「え…!?」

医者が驚きの声をあげる。

「こ、呼吸が…。正常に…!」

お母さんがなんと健康に戻ったのだ。

「お、お、お、お母さーーん!!」

そういって僕はお母さんにだきついた。
                               終わり
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