「くくく…。ねえ、この世界を救いたいって?無理だよ、やめておきなよ。」
坂上優一)まさか…。
「察しがいいね…。優ちゃん。」
坂上優一)やはりお前か…!
優一たちの前に実優が現れた。
荒谷誠也)お、お前、死んだんじゃなかったのか!?
坂上実優)…。答える必要は私に委ねる。必要ないものだと判断。誠ちゃん、いや、亮仁さん、この世界を救うのはいくらなんでも無謀な計らいだよ。やめといた方がいいと私は思うな。
影野冥)というか、今キミは私たちに対してどのような存在なの!?
坂上実優) 答える必要は私に委ねる。僅かに必要性があると判断。私はキミたちを襲うつもりはない。
風斬白)じゃあ何をしたいっつうんだ!
坂上実優)君たちの支えくらいならできる。仮にもネイチャーミリオン菌から守ってくれた恩があるのは事実。…。そうだね、一つだけヒントを与えようか。
芝田亮仁)ヒントだと?
坂上実優)今から祠にいくのは無謀。君がいっていたようにそこまでの道のりにとんでもない怪物が潜んでいる。君たちの実力でもとても太刀打ちできないほどとんでもないものが…。ね。だからね、
実優は呟く。
坂上実優)まずこのように世界がむちゃくちゃになった事件の元凶を調べるんだ。それを探るにはどうするべきだと思う?
芝田亮仁)その時代にいく…?
坂上実優)そう。その箱で事件がおこったときを探すんだ。
荒谷誠也)いくしかないか。
坂上実優)一応私もついていくよ。さあ、未来の世界を守るために。
坂上優一)いくぞ!
優一はまず2年前の時代に設定した。
荒谷誠也)この時代は…。まだ平和か。
カロルはこの時は栄えている。
坂上優一)よし、1年後。
荒谷誠也)…!
誠也は光景を見て驚く。
風斬白)ビンゴか…!
そこには多くの建物が燃え、住人が慌てふためく地獄の如き光景があった。
坂上優一)とりあえずいこう!
優一たちは急いでカロルに向かった。
住人А)俺の家が!
住人В)まずい、まだ家にペットの猫がいるのに…!
とにかく住人はパニックになっている。
芝田亮仁)何があったんだ!?
住人В)し、芝田さん!助けてください!あの家にペットの猫が閉じ込められているんです!
住人Вが指す家のベランダで1匹の猫が必死に鳴いている。家はほぼ全焼で、崩れるのは時間の問題だ。
坂上優一)おれがいきます!
住人В)まて、一般人が無茶だ!
芝田亮仁)いや、彼なら大丈夫だ。
優一は建物にはいり、ベランダに向かう。優一にとって、火事での火など平気だ。
坂上優一)よし…!
優一はベランダをあけようとする。しかし鍵がかかっており、優一はベランダのガラスを叩きわった。
坂上優一)よし、おいで!
優一は猫を抱え、ベランダから飛び降りた。優一と猫が脱出した直後、家は崩れ落ちた。
坂上優一)はい、救助した猫です。
優一は猫を住人に渡す。
住人В)ありがとうございます…。本当に助かりました…。
芝田亮仁)それより、いったい何が…?
住人В)原因はよく分からないんですが…。何やら研究所で何かおこったみたいなんです。
芝田亮仁)なんだと!?誠也、はやく研究所に向かうぞ!
亮仁たちは研究所に走る。
続く