オレはシロ。最近サキってのと結婚した新婚夫婦だ。
シロ)なあサキ、今夜もやる?
サキ)あはは、今夜もまたやろっか。
シロ)ほら、となり座って。
シロはサキを座らせる。
サキ)できるだけ…優しくしてね。
シロ)ああ、もちろんだ。…はじめようか。
シロ)コロシアム1VS1いくぞー!
サキ)今夜こそは勝つ…!
シロ)おら!ライガークラッシュ!
サキ)ああ、また…。
勝負あり!
サキ)また負けたぁ…。シロくんほんと強い…。
シロ)サキもまだまだだなぁ。
このように楽しい結婚生活を送っていたオレたちだが、一つ問題があった。
ドンドンドンッ…。
シロ)まーた上からの騒音か…。
サキ)毎日この騒音…。ほんとに止まないよね…。
そう、毎晩毎晩この騒音のせいでオレたちはしっかり眠ることができないんだ。
リョウト)シロ君!会社では寝るなと何回いったら分かるんだ!
シロ)ああ、先輩、サーセン…。ああねむ…。
ユウイチ)サキ、この資料またミスがあったよ。いつも言ってるけど、資料はおれに提出する前にちゃんと確認するように。
サキ)はい…。すみません…。
こんな感じでオレたち二人とも仕事にも支障がでていた。
ある日のこと
シロ)ああもう我慢ならねえ!上の階の住人に訴えてくる!
サキ)え、ほんとにいくの…?
シロ)言わねえと収まらねえだろ!ちょっと行ってくる!
そういってオレは部屋をでていった。
サキ)シロくん…。大丈夫かしら…。
ピンポン!
オレはインターホンを鳴らした。すると中から夫婦がでてきた。
セイヤ)はい?
シロ)はい?じゃないっすよ!お宅らのせいで毎晩毎晩騒音が酷いんです!夜に騒がないでください!
メイ)ええ、でもうちには子供がいます。子供はとても元気なものなんですから、騒がしくても大人は理解してあげるべきだと思うのですが?まあ子供がいない新婚さんには分からないか。
シロ)んだとぉ…。あんたらのせいで毎晩眠れないんですよ!仕事にも支障がでているんです!
セイヤ)そういわれてもどうにもできません。
そういうと奴等は玄関のドアを閉めた。
シロ)なんだあいつらふざけた態度しやがって…!
オレは怒りを堪えながら自分の部屋に戻った。
サキ)し、シロくんどうしたの!?なんか体から炎でてるよ!?
シロ)ああ、実はなぁ…。
オレはサキに事の顛末を話した。
サキ)そんなことがあったんだ…。非常識な人たちだね…。
シロ)何とか一泡ふかせられないものか…。
サキ)…私に任せて。いいこと思いついた。
サキはオレに作戦を話した。
シロ)なるほど、たしかにそれならいいかもな。
サキ)明日やろう。それより、今日のご飯はノクレマ焼のネムサラール添えだよー。
シロ)おお。…何それ?
オレたちは明日計画を実行することにした。
翌日
オレたちは早朝にセイヤたちのもとへ行った。
ピンポンピンポンピン
セイヤ)何ですか!…シロさん、それにサキさんじゃないですか。
シロ)おう。
サキ)こ、こんにちは…。
メイ)こんな朝から何ですか?
シロ)毎晩毎晩うるさいので文句いいにきました。
セイヤ)だから、子供がいるから仕方ないでしょ?
セイヤはそう言い残して玄関のドアを閉めた。
シロ)行っちゃったな。
サキ)うん…。
シロたちは一旦部屋に戻った。
2時間後
ピンポンビンポンピンポンピンポンピ
セイヤ)何ですか!…またあなたたちですか。
サキ)朝食食べる音がうるさいので…。
それからオレたちは頻繁にインターホンを連打し、とにかく難癖をつけた。
「テレビの音がうるさくて…。」「お子さまのゲームのコントローラーの操作音が耐えられなくて…。」「座るときの音が大きくて…。」「あなた方が歩く音がうるさくて…。」
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポ
セイヤ)いい加減にしろ!ピンポンピンポンうるさいし、そういう難癖も大して気にならないだろ!
サキ)でも、うるさくてもどうにでもできないんですよね…?
シロ)自分ら子供のように若いので、黙れません!理解をお願いしまーす!
セイヤ)…。すみませんでした。
セイヤたちは玄関のドアを閉めた。それ以降、オレたちが騒音で困ることはなくなった。
シロ)あれから騒音も止んだな。
サキ)そうだね…。今日はミセラン市国産のユトワコ草を使ったサラダとモニケトミっていう獣の肉を使ったハンバーグだよー。
シロ)おお。…その食材何?あとその国どこ?
こうしてオレたちは平和な日々を取り戻したのだった。
終わり