「ねえ!風斬白だよね!」
ウェディングの最中に事件が起きたのだ。見知らぬ者が突如白に声をかけてきたのである。
風斬白)…。えっと…。
荒谷誠也)知り合い?
風斬白)まさかとは思うが…。あんたの名前は?
「オレの名前は…。」
見知らぬ者は名を名乗った。
荒谷誠也)え…。それまじ?
影野冥)対称じゃん。
坂上優一)(もしかして…。)
坂上実優)(いやまさかね…。)
細井咲)(え、どういう状況?)
風斬白)あんたの名前…。風斬黒(かざきりくろ)!?
風斬黒)そう!オレのこと覚えてない!?
風斬白)えっと…。いやまさかな…。
細井咲)白くん、この人のこと知ってるの?
風斬白)…。オレが幼いころに両親に捨てられたところを優一に助けてもらったって話は覚えてるだろ?
荒谷誠也)いや作者が設定忘れたからなんとも…。
せいや)やめて。
風斬白)んで、まあ物心ついたときには優一のもとで育ってたって感じでな…。なんか兄弟はいるみたいな話はきいたことあるけど、顔は覚えてなかった。でも、兄弟がいるって話がマジなら、こいつは本当に…。
荒谷誠也)風斬黒だっけ。どうやってこの結婚式の情報掴んだんだ?
風斬黒)ツイッター。
冥はスマホを確認する。
風を斬りさく白き英雄
ついにオレも結婚だ!明日の11時から結婚式開会するからみんな来いよ!場所は…
Twitter・1日前
影野冥)結婚式って公表するものなの?にしては私たち以外客いなかったような…。というか名前イタすぎない?
風斬白)ほっとけ。
荒谷誠也)まあ、これを見て知ったということか。
風斬黒)そ。風を斬りさく白きってとこで、もしかしたら…。ってなったんだ。
細井咲)あはは…。
咲は笑いを堪えている。
風斬白)何がおかしい!
細井咲)あはは…ごめんね…。う、あっはっは!
咲が珍しく大笑いしている。
風斬白)…。あとでツイッター名変えとこ。
荒谷誠也)それがいいね。
影野冥)んで、黒だっけ。今までどうやって生きてきたのかな。
風斬黒)ああ、それは…。
黒はことの顛末を冥に話した。
影野冥)まとめるよ。
黒は幼い頃に白と同じように両親に捨てられた。そしてとある武器屋に拾われて、そこでずっと働いていた。んで今日に至るってわけ。
影野冥)ってことね。
風斬黒)なかなか鋭いね。
影野冥)いやキミが説明したんでしょ。
風斬黒)そうだったか。
影野冥)キミって天然だね。
風斬黒)はは、そう?
影野冥)なにか…。感じるね。
風斬黒)これって…。運命なのかな。
影野冥)黒…。
風斬黒)冥…。
荒谷誠也)いや冥は俺という夫いるからな!?
影野冥)え、でも兄妹で結婚ってよく考えたら、ていうか普通にありえなくない?
荒谷誠也)パラレルワールドにリアルを求めるな!
風斬白)今はメタい話は慎んでください!
荒谷誠也)あ、ごめんなさい…。
影野冥)今撮影中でしたね…。すみません。
風斬白)いえいえ…。んで、黒、君がオレの兄弟って…。本当なのだろうか。
細井咲)でも、もし兄弟なのに別れることほど悲しいものはないし、一旦預かってみることにしようよ。
風斬白)まあ、それもそうか…。
なんやかんやで白たちは黒をひきとることにした。
続く