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家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 138

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せいやの冒険日誌

2020-02-18 00:53:07.0 テーマ:その他

[時廻茶番]バレンタインデー

オレはシロ。アスフェルド学園に通う学生だ。今日はバレンタインデー。オレたち男子が好きな女子からチョコを狙う日だ。幸いうちの学校は校則とかは厳しくないから、チョコを持ってきてもいいんだ。オレは今日一段とドキドキしながら学校に向かっている。

シロ)(今日オレあいつからチョコもらえるかなー。いや、そんな簡単にはいかないか…。)

当然オレもチョコを狙っている。オレももちろん好きな女子はいるからな。誰かって?サキっていう女子だ。とてもおとなしくて優しい奴さ。クラスは一緒だからたまに喋ることもあるが、とても親しい間柄とはいえない。まあ、オレが片想いしてるって感じかな。そんなことを考えていたら学校についた。

シロ)よし、ついた。…ん?なんかやけに教室が騒がしいな。やっぱ皆チョコ欲しいからこうやって騒ぐものなのかな。

オレはそう思いながら、自分の教室に入った。案の定だった。

セイヤ)なな、お前チョコ何個もらった?

シキ)え、1個…。

ユウイチ)それ親のやつじゃないよね。

シキ)え、あ…。

セイヤ)だろうな笑、あと俺10個もらったぜ。

奴等はセイヤとユウイチ。このクラスのイケイケ男子だ。何かと人にマウントをとってはこちらを見下すたちの悪い奴等だ。関わりたくないから基本スルーしている。

メイ)あ、シロ、おはよー。

シロ)ああ、おはよう。

メイ)ほら、シロにもチョコあげるね。

シロ)ああ、ありがとう。

彼女はメイ。幼い頃からの付き合いなので仲はいい。毎年(義理だけど)チョコもくれるんだ。

シロ)…。

オレはちらっとサキの持参してきた袋を見た。簡易なラッピングに包まれたチョコの中に、一つやけに丁寧にラッピングされたチョコがあるのが見えた。

シロ)(あ、あれは本命チョコ!?誰に渡すつもりだ…!?)

セイヤ)お、サキ、そのチョコ誰に渡すん?

サキ)え、これは…。

セイヤ)俺じゃないのか?

サキ)あ、セイヤくんには…。

そういってサキはセイヤに簡易ラッピングのチョコを渡した。

セイヤ)これか…。まあいいや。

そんなこんなで朝はそれ以上の発展はなく、昼休みまで進んだ。

シロ)(今年はこれで終わりかな…。)

リョウト)シロ、食堂いこうぜ。

シロ)あ、おけおけ。

昼休みはリョウトと食堂で飯を食べる。昼休みの醍醐味だ。そしてオレが食堂から帰ってきたとき、事件が起こった。

シロ)ん、なんか机に紙切れ入ってるな…。

オレは机の中の紙切れをとりだした。

シロ)なになに…。!?、放課後体育館の裏に来てください!?

オレは一気にスーパーハイテンションになった。

シロ)(え、まさかサキ!?)

オレはもう放課後が待ちきれなかった。とにかくはやく放課後になってほしかった。そして時が訪れた。オレは放課後、急いで体育館の裏に向かった。

シロ)誰もいないな…。

そう思っていると、足音がきこえてきた。

シロ)お、きた!

しかし次の瞬間目を疑った。来たのはセイヤとユウイチだった。

シロ)え、え…。

セイヤ)ドッキリ大成功!

ユウイチ)いやーすごいテンション高くなってたね。すごい面白かったよ。

シロ)じゃあ、あの手紙は…。

セイヤ)オレの手紙さ。

シロ)…。

セイヤ)さて、バカで遊べたし、帰ろうぜ。

ユウイチ)そうだね。

そういいながら二人はバッグを背負って帰っていった。オレは一気に喪心した。あまりの屈辱に泣きそうになった。もう心もズタズタだ。オレは泣きそうになりながら教室に戻った。

シロ)あー…。帰ろ。

そう思ってオレがバッグを背負ったときだった。

サキ)あ、シロくん。

サキが教室にはいってきた。掃除当番だから最後まで残っていたみたいだ。ゴミをだしにいってたみたいだ。

シロ)あ、サキ…。

サキ)シロくん、これ…。

シロ)あ、ああ…。チョコか?ありがとう。

サキはチョコをオレに渡してきた。なんて優しいやつだ。涙で視界が隠される。

シロ)オレのために義理最後まで残してくれたんだな、ありがとう…。

サキ)え…。義理?

シロ)え…?

オレは一瞬混乱した。そして渡されたチョコを見た。そのチョコは、なんとあのやけに丁寧にラッピングされたチョコだったのだ。

シロ)え、これ…?

サキ)…私、シロくんを見てかっこいいといつも思ってたんだ。スポーツもできるし勉強もできるしカッコいいし…。シロくんは私の憧れなんだ。

シロ)サ、サキ…。

サキ)…。お返事待ってるね。

そういってサキは教室から出た。出た時、サキはオレに満面の笑みで手を振ってきた。オレはこの出来事を現実のものだと理解するのにとても時間を要した。
                               終わり
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