サキ)シロ、少しおいで。
私はシロをリビングに呼びました。私はシティワークという求人広告の雑誌をシロに渡しました。
サキ)ねえシロ、今度私はあなた以外の3人と温泉旅行に行ってくるわ。だから、その広告から今度の水曜日までに仕事を決めて。分かった?
シロ)はあ、決めときゃいいんだろ。
サキ)それじゃあ、決めておいてね。
こう私は忠告し、気持ちを変えて温泉旅行にゴーしました。
サキ)はー、気持ちいい…。極楽だぁ…。
メイ)あ、サキさん!最強電気風呂ってのありますよ!入ってみません!?
サキ)いや、本当に極楽いくかもしれないから私はやめとく…。
メイ)私入ってみます!…アァアアア私ノ身体ガ白イ!
サキ)ちょ、死んじゃうよ…!?
メイ)あぁ、自分の骨が見えました!すごかったです!
サキ)そんな危ないお風呂なんであるの…!?
メイ)にしても…あの子一体どうしてるのかな。
サキ)ああ、シロ?一応忠告はしたけど…。きっと仕事を探しはしないと思うの。
メイ)ええ、じゃあどうするんですか?
サキ)…。
セイヤ)かんぱーい!いやあすげえ飯だな!鯛に蟹に極上肉!酒と合わさると増して最高だ!
メイ)明日はどうする?そこら辺の海にでも行く?
サキ)いいね。そうしよっか。
セイヤ)そういやサキ、シロの奴に電話かけれるか?
オレはシロ。ネトゲ大好きなフリーターだ。え、仕事しろって?ふん、んなことするかよ。ババアが養ってくれんだから仕事なんかする必要ねえのさ。しかしあいつ、この前の土曜日にシティワークの雑誌渡してきやがった。めんどいぜ。
シロ)さーて、今日もレベル上げレベル上げ。
プルルルルルル
シロ)ああ?誰だよ鬱陶しいな。
オレは電話にでた。
サキ)あ、シロ、大丈夫?
ち、ババアかよ。めんどくせえな。
シロ)ああ?今レベル上げしてんだから邪魔すんなよお前。
サキ)仕事は見つかったの?
シロ)はいはい探してますから。それより、もう切っていい。
サキ)…ほんとに私たちが帰る前に仕事決めてなかったら、知らないからね…。
カチャ
な、なんだよ。脅かしやがって。あ、いけねいけね、はやくレベル上げしねえと!
私はサキ。すぐ戻ったよ。旅行も終わって帰ってきちゃった…。
サキ)楽しかったけどあっという間だったね…。
セイヤ)それより、あいつ仕事決めたのかな?
メイ)決めてないと思うよ。
サキ)…はあ、確認して、仕事が決まってなかったら…。
続く