せいやの冒険日誌

リョウト)そら！

リョウトのキックオフにより試合スタート。はじめはショウゴがキャッチした。

ショウゴ)一回当たる！

ショウゴがセイヤの方に当たる。セイヤはタックルでそれを止めた。

コウヘイ)リク！

コウヘイがリクに回す。リクはトオルに回す。

トオル)いくか…。

トオルはケイタには回さず自ら突破しにきた。

クロ)お、こっち来る？

トオルはクロの前でステップを踏むが、クロはタックルで倒した。

コウヘイ)カズヤ、一回当たれ！

コウヘイはカズヤに回す。カズヤはマサユキに当たりにいき、マサユキはカズヤをタックルで止めた。そしてコウヘイはまたリクに回す。

リク)よいしょ！

リクはトオルを飛ばしてケイタまでパスした。ケイタは走るが、シロはタックルでそれを止めた。続いてコウヘイはショウゴに回すが…

ショウゴ)あ！

ショウゴはボールを落としてしまった。

サキ)本来スクラムだけど…。フォワード(セイヤやマサユキのように敵に当たることを主とするポジション)が少ないから、タップキックで再開してね。

メイ)よしセイヤ、とりあえずタップキックしたら回すから一回当たってくれ。

メイはセイヤに回す。そしてセイヤは突進する。それをショウゴが止めた。

メイ)ショウタ、頼んだ！

メイはショウタに回す。ショウタは続いてクロにパスする。さらにクロはシロにパスする。

シロ)あースペースがねえな…。

シロはあえて加減して走る。それをケイタが止めた。

メイ)マサユキ、一回当たれ！

メイはマサユキに回し、マサユキはカズヤに当たる。

カズヤ)うぐ！

マサユキはカズヤをふっとばし、走りだす。それをショウタが止めた。

メイ)今がチャンス！

メイはショウタに回す。そしてショウタはクロに回す。

クロ)よし！

クロはシロに回さず自ら突破しにいった。

ショウタ)以前よりもキレがよくなった彼のステップ…止められるかな？

トオルはクロにタックルするが、なんなくかわした。続いてコウヘイもタックルに入るも、これもかわした。

リク)思ってた以上にステップのキレがいいな…。

リクはクロにタックルに入る。クロはステップを踏むも、リクはかろうじてクロの服を掴み、クロは倒れた。

メイ)クロ、よく距離稼いだ！セイヤ、一発当たって！

メイはセイヤにボールを回し、セイヤはショウゴに当たって倒れた。

メイ)…。

メイは誰にもボールを回さず、自らボールを持って突進した。

コウヘイ)え、この人小さくね…。

コウヘイはメイにタックルをする。メイは身体の大きさに反してある程度コウヘイをドライブ(タックルされても相手をひきずりながら無理やり走りこと)して倒れた。

セイヤ)俺が回すか。

セイヤがショウタに回す。

ショウタ)ほい！

ショウタはクロを飛ばしてシロまで掘った。シロの前にスペースが見えている。

シロ)よっしゃ、行くぜええ！

シロは全速力で走りだす。

ケイタ)ちょ、こいつなんちゅう速さしてんだ！？

リク)な、こんなに速いのかあいつ！？

ケイタはシロを追うが、シロはどんどん距離を引き離す始末。そこに最後の砦のソウタが立ちはだかった。

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マサユキ)スピードがあっても前からの攻撃をかわせないと意味ないぞ！
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シロ)…！

シロは何かを思いだし、軽く跳ねた。

ソウタ)こいつもステップか…。

ソウタがシロにタックルにはいる。シロはそれにステップで応戦。

リョウト)ど、どうなる！？
                                 続く