メイ)えい!
メイはショウタに回した。そしてショウタは単独で走る。
リュウタ)とりゃ!
ホープ)せいっ!
二人がタックルする刹那…。
ショウタ)メイ!
ショウタはメイにすぐさま回した。
セイヤ)あ…!数的有利…!
リョウト)そう…。ショウタにまず走らせる。メイはショウタの外を走る。ショウタが二人の注意を引く。そこでショウタの後ろにいるメイに回せば…
マサユキ)…こっちの1人で、あっちの2人を減らせるということか。たしかに有利になる…。
メイ)クロ!
メイはクロに回した。
リョウト)今の状況は…。メイとクロ、そしてシロの3人がいる。たいしてあっちはシュウトとシュンの2人だ。数的には有利だ。あとはあいつらのスキル次第だ。
クロ)とりあえず分身作るか。
シロ)待て、さらっとなんて…?
クロは分身を作りだし、その分身をクロたちと反対方向に走らせた。
シュウト)これはこれで追わないとまずいか…。
クロ(の分身)といえどステップもするどい。ステップでシュウトを翻弄し、時間を稼いだ。
リョウト)これで3対1。相手はウィングだ。抜ければ…。
セイヤ)…まだフルバック残ってるよな?
リョウト)…まあなんとかなるだろ。
クロはシュンの目の前でクロに回し、クロはシュンを引き離した。
マモル)くそ、止められるか…?
クロは一気にスピードを出す。しかしマモルはそれより前に出て、タックルした。
クロ)ぐ…!
マモルはクロをかちあげている。
メイ)シロ!こっちだ!
シロ)…!
シロはとっさに反応し、メイに回した。メイは走りだすが、
ホープ)抜けさせるかー!
ホープが横からメイにタックルに入る。
メイ)…。
ホープ)…!
しかしホープは倒れた。メイの片腕が、ホープのタックルを阻止したのだ。
メイ)ハンドオフを使うのは君だけじゃないんだよ。
ホープ)…。
そのままメイはトライした。
セイヤ)よっしゃ、追い付いたぜ!
メイ)やった、トライだ…。
シロ)よし、このままいくぞ!
続く