私はサキ。夫と二人で暮らしています。とても楽しい結婚生活を送っていたのですが…。
シロ)おいサキ、またこの資料ミスしてるぞ!ほんとにミス多いな!
サキ)ご、ごめんなさい…。
リョウト)サキ、いい加減にここのミス、間違えないでくれよ。
サキ)は、はい…。(私は確認とったのに…。)
上司の威圧がすごく、私はいつも精神的にやられていました。え、夫ってシロくんじゃないのって?うーん、私には…。
サキ)ただいま…。って、やっぱりセイヤくんはいないか。
私は家事もしないといけないので、定時にはいつもあがっています。帰っても夫は大抵帰ってないので、まず夕食を作ります。
サキ)あー、たまには外食したいなあ…。いつも夕食作るのも大変だし…。
セイヤ)サキ、ただいま。
サキ)あ、おかえり…。
セイヤ)サキ、大丈夫か?なんかすごい疲れてるみたいだが…。
サキ)あ、大丈夫、そんなことないよ…。
それでも、夫に心配はかけたくなかったので、黙っていました。
ある日…
テレレレレレ
サキ)あ、電話…。
セイヤ)あ、出てくれる?
休日に電話がきたので、私は出ました。
メイ)もしもし、あ、サキ?
サキ)あ、メイちゃん。
電話してきたのは、高校時代の友人のメイちゃんでした。
メイ)なーんか最近疲れてるんじゃない?
サキ)え、まあ…。
メイ)私、それを解消できる方法を知ってるよ。
サキ)え…?
メイ)やってみない?すっごく気分がよくなるよ。
サキ)そうなの…?
メイ)うん。…どうだろ、今日会える?
サキ)え、あ、うん。
メイ)じゃあ、今日の午後1時に、あそこのカフェ集合ね。
サキ)うん。
セイヤ)ん、サキ、友達とランチか?
サキ)あ、うん。
セイヤ)そか、まあ気をつけていってこいよ?
サキ)あはは、ありがとう。
続く