「親愛なる同士諸君、ごきげんよう。」
セイヤ)誰だこの声?
「私はゲームマスター。今回は集まった君たちに、バトルロイヤルをしてもらう。」
メイ)バトルロイヤル…?
「今回、特別なフィールドを用意した。君たちを開幕、バラバラの地点に転送する。そしてそのフィールドで会った人と、戦うなりなんなりして、戦ってもらう。そして、生き残ってもらう。」
シロ)ほう、面白そうじゃねえか。
「そして、最後に生き残った人が勝者だ。どうか頑張ってくれたまえ。」
サキ)え、私もやるの…?
「それではまもなく転送を開始する。健闘を祈るぞ。」
セイヤ)う…。ここどこだ?
セイヤは目覚めると、森林にいた。
セイヤ)ここは…。あいつがいってたフィールドか?とりあえず誰か探さないと…。
セイヤはしばらく歩いた。
セイヤ)ん…。誰だあいつ。
セイヤは人を見つけ、近づいた。
セイヤ)あの、すみません。
「ん、あ、やっほー。」
セイヤ)ど、どうも。
声をかけてきたのは、セイヤと同い年くらいの容姿の女だった。
ベル)僕はベル。君は?
セイヤ)え、あの、容姿女なのに僕…?
ベル)あ、細かいことは気にしないでww
セイヤ)あ、はい。俺はセイヤです。
ベル)そっかー。じゃあ早速…。
ベルはそういうと、大剣を鞘から抜いた。
ベル)僕の大剣の錆びになってもらおうかな。
セイヤ)え、そんな、いきなり!?
ベル)www、だって戦わないとやられるし。
セイヤ)ええ…。
ベル)大丈夫、よくとある酒場の副店長に、火力高いって言われるんだ。だから、すぐに死ねるはずだよー。
セイヤ)(ああ、シから始まってタで終わるあいつか…。)いや死にたくないよ!
ベル)えー、ステータスが正常か、ここで試したいんだけどなー。
セイヤ)え、俺実験台…?
ベル)とりあえず天下無双させてー。
セイヤ)やだよ!
ベル)そいっと!
ベルはセイヤに天下無双をした。
セイヤ)いた!いて、あぎゃ!あぶね!うが!いてえ!
ベル)さて、もう一発…。
セイヤ)ちょっと急ぎの用事が…。
そういってセイヤはベルから逃げた。
ベル)あれ、どっか行っちゃった。まあ、次の相手でも探そうかな。
続く