メイ)さて…。どんな薬品を作ろうか。
私はメイ。我々はアストルティア薬品開発部の部員なんだ。この部はちょっと普通と違ってね。アスフェルド大学にある学部なんだけど、私たちはこの部に長期滞在するのを、校長と契約しているんだ。故に私たちは大学卒業生であるけど、この大学で寝泊まりしてるんだ。宿舎を貸してもらうかわりに、薬品を開発しないといけないんだ。まあ、それさえすませばあとは好きにできるし、給料ももらえるから、意外と楽な生活だけどね。その時以外は遊べるから気楽な生活だよ。
セイヤ)痛みのなくなる薬とかどうだ?
シロ)お、面白そうだな。
サキ)それにしてみる?
彼らは、部員のセイヤとシロとサキ。年齢は多少違うけど、同期ということもあって、皆同級生のようにフレンドリー。
メイ)痛みのない薬か…。たしかに作れたら、いろいろな役に立ちそうだね。
セイヤ)じゃ、早速作ってみるか。
メイ)えっと、たしかその薬品のレシピは私のスマホに…。あ、これだこれだ。
私たちは作る薬品の会議をし、決まったら薬品作りにとりかかるんだ。もととなる薬は、ストックが豊富だから、資源に困ったことはないな。
メイ)WUFD薬に、スライムの細胞をまずいれて。
シロ)スライムゼリーでいいか?
メイ)それでもいいよ。それでそれを調合したら、1分間かき混ぜてね。
セイヤ)よし、まぜるぞ。
セイヤは手をボトルに突っ込んだ。
メイ)バカ、何してるの!?ちゃんとスティックで混ぜて!
セイヤ)ははは、わりわり。
メイ)よし、それでできるはず。
サキ)とっても簡単だね。
メイ)まあ尺の都合でね。さて、これを普通に飲めばいいはずだけど、誰飲む?
セイヤ)じゃあ、俺飲んでみるわ。
セイヤはそういい、薬を服役した。
セイヤ)ライムの味する。
シロ)ス「ライム」のゼリーだしな。
セイヤ)さて、ほんとに痛み感じないのかな。ちとテストしたいな。サキ、試しに俺のこと殴ってみてくれよ。
サキ)え、私…?わ、分かった。
サキは、セイヤの顔面にパンチした。
セイヤ)…全然痛くねえ。
シロ)試しにオレのチェーンソーでぶった斬って試してみるか?
メイ)大怪我したらどうするのていうかなんでそんな物騒なもの持ってるの。
シロ)おら!
シロはチェーンソーでセイヤの体に斬りかかった。
セイヤ)…いたくねえ。
メイ)まじ?すごいね。
セイヤ)よし、これでいろいろ試してみるか。あ、今から夕食いかね?
メイ)え、いいけどどこいくの?
続く