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家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

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せいやの冒険日誌

2020-08-24 00:55:45.0 テーマ:その他

[長編茶番]寛大な芸術  第7話

メイ)…。というのが、きっかけでしょうか。サキ先生。

サキ)ふふ、そういえば昔はそんなことがあったね…。

私はメイ。…今は、私が学生だった頃から、約10年ほど経った時の時系列。正確には…。7年後?

メイ)…。先生のおかげで、私は、この学校で美術教師になる決心がついたんです。

サキ)ふふ…。そうなんだね…。

そう、私は美術教師になったのだ。サキ先生と同じ学校に勤務している。…本当にこの先生にはお世話になったもん。

メイ)…本当に、私が学生の頃は、お世話になりました。

サキ)ふふ、私も嬉しかったよ…。メイちゃんが美術部に入ってくれたことから、今があるものね…。

先生とは、今なお交流を続けている。休日は、一緒に出掛けたりすることだってある。

サキ)あ、メイちゃん。今度の休日暇かな。

メイ)え、ああ、暇だと思います。

サキ)一緒に美術館でも行かないかな。

メイ)いいですね。行きましょう。

こういう風に、先生の誘いでいつも休日に出掛けている。一応私も夫はいるけど、多忙だから休日もあまり遊ぶことないんだよね…。

メイ)…それにしても、想像以上に教師の仕事ってブラックですね。

サキ)そうね…。でも、美術が好きな身としては、この仕事はやりがいがあるかな。

世間にも広まってる通り、教師の仕事は、たとえ副教科だとしてもそこそこブラックだ。定時で帰れる日もあるけど、結構残業とかあるし、あんまり休みとかも多くないからね。だから、こういう貴重な休みは大事にしないと。

メイ)あ、では今日は私は帰らせていただきますね。おつかれさまでした。

サキ)うん、またね。



休日

メイ)えっと、集合場所は…。あ、あそこだ。

今日は、約束通り、先生と美術館に行く日だ。楽しみだなあ…。

メイ)先生、まだかなあ…。

楽しみで集合時間30分前に来ちゃった。

サキ)あ、メイちゃん。

メイ)先生ー。

私は先生を見つけて、手を振った。先生は私のところに歩いてくる。

サキ)メイちゃん、集合早いね…。

メイ)あはは…。私が早いとはいえ、先生が遅いと、また昔のように通り魔に襲われたんじゃないかと不安になります…。

サキ)はは…、あれはちょっと痛かったなあ…。

メイ)あはは…。では、行きましょう。

サキ)そうだね。

私は先生と美術館に入った。



メイ)これは…。

サキ)綺麗な絵だね。なんでも、この人物は、人間の姿と魔物の姿を持っているみたいなんだ。癒しを与えてくれる魔物として、ね。

メイ)なるほど…。

サキ)この人物は…。グランゼドーラ王国と呼ばれる国で、勇者として讃えられていた人物だね。

メイ)えっと、アンルシアでしたっけ。

サキ)…いや、違うよ。

メイ)え…。あ、あの人か。

先生との休日はあっという間に終わった。



メイ)本日は楽しかったです。ありがとうございました。

サキ)うふふ、よかった。また行こうね。

メイ)はい。

こうして、私たちは美術館を後にした。
                                 続く
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