せいやの冒険日誌

追記  極一瞬ですが、題名を間違え、修正させていただきました。あちらを楽しみにされていた方には、お詫び申し上げます。

リュウタのキックオフにより試合再開。ボールを得たのは…。

シロ)オレ…か。

シロはボールをキャッチする。そしてシロは走りだした。

「シロくん…。」

シロ)…？サキ…？

突如、シロの脳裏に、サキのような声が過った。

「シロくんは誰にも負けないよ…。自分を信じて突き進んで…。私は信じてるよ…。」

シロ)…サキ。

シロは、サキの声を感じ、覚悟を決めた。

シュン)おら！

シュンはシロにタックルする。しかし、

シロ)せいっ！

シュン)うあ！？

シロは素早くステップを切り、シュンのタックルを掻い潜った。

セイヤ)そらっ！

セイヤはシロをホールドした。

シロ)甘いんだよ！

セイヤ)ちょっ！？

シロはジャンプし、セイヤのホールドから脱した。

ダイキ)ここまでだ！

ダイキはシロの着地と同時に、シロの腰をしっかり掴んだ。

シロ)…放しやがれ！

ダイキ)…！

シロはパワーを解放し、ダイキを衝撃波で吹っ飛ばした。

ダイキ)なんだ…そのアニメみたいな技は…！

メイ)止める…！

メイはシロを後ろから追いかける。

メイ)…ダメだ、追い付かない…！

シロはメイを引き離した。メイはいよいよ追跡をあきらめた。

リク)おら！
リュウタ)おら！

二人は、シロをサイドで構えた。

シロ)今のオレを止められるかーー！

リク)な、なに！

シロは、リクとリュウタの間を大きくジャンプし、二人も掻い潜った。

クロ)弟として…。兄は倒す！

クロはシロの後ろから飛び込みタックルをした。クロは辛うじて、シロの足を掴んだ。

シロ)放せ。

シロはジャンプをし、クロのタックルをふりきった。

リョウト)お前は…。俺の読み通り動く。

シロ)へ、止めてみやがれ。

シロは、一気に外側に、全速力で走りだした。

リョウト)うおおおおおお！

リョウトはシロを追う。そして…。

リョウト)そりゃあ！

リョウトはシロに飛び込みタックルをした。

リョウト)…な、なに…！？

しかし…。リョウトの手は、シロの胴体を逃がした。リョウトは、何も持たず、芝生へと堕ちた。

リョウト)…抜けられた。

リョウトは、四つん這いでただひたすらシロを見つめていた。

シロ)おりゃあああああ！

シロは、トライゾーンに、ボールと共に飛び込んだ。

ハーツ)…ト、トライ！Aチーム１点！

ホープ)お前えぐいな…。

ショウタ)さすがだよ。

シロ)…。
                                 続く