シロ)う…。
突如、シロは倒れた。
セイヤ)し、シロ!
メイ)何が起きた…?
ホープ)とりあえず医務室へ!
セイヤとメイはシロを肩で担ぎ上げ、寮の医務室へ連れていった。
あれから2日が経過した。
セイヤ)…シロ、まだ起きないのかよ。後遺症残したりしねえだろうな…?
メイ)この作者の時フラグ立てたら絶対回収するハメなるからそういう発言は慎め…。
セイヤ)そもそも俺がこの発言言わされ
メイ)てるとしても俺は知らん!
サキ)二人ともそういう発言はやめて…!
セイヤ)いきなり出てくんな!
メイ)いきなり出てくんな!
サキ)なんで私が怒られるの…?あ、作者さん続けてください。
ほい。2日経っても、シロは目を覚まさなかった。
サキ)シロくん…。
セイヤ)…ここまで起きないとなると、少し不安になってくるな。
ホープ)よお。
セイヤ)あ、ホープ。
シロの状態を心配したホープが、見舞いにきたようだ。
ホープ)シロ、まだ起きないみたいだね。
サキ)このまま起きなかったらどうしよう…。
ホープ)あ、シロの妻のサキさんですか。
サキ)あ、は、はい…。
ホープ)いつも美味しい料理を作っていただいてありがとうございます。サキさんの存在は、僕にとって非常に有難いものです。今後とも是非よろしくお願いします。
サキ)は、はい。よろしくお願いします。
セイヤ)お前、そんな礼儀正しく話せたんだな。
ホープ)どういう意味だ…。まあそれはいいとして、シロはこのチームの攻撃の要だ。正直、ここまでスピードとステップが優れている選手はみたことがない。
サキ)…。
メイ)(サキ、夫を誉められて照れてんなあ…。)
ホープ)はっきりいって、シュンなんかよりシロの方が遥かに総合力が高い。こいつが欠けるのは、かなりでかい失陥だ。
セイヤ)しかし…。なんでシロがこんなことに…。
メイ)隠れ疲労だろうな。本人が元気なつもりでも、体は疲れを訴えてるんだよ。
セイヤ)そうなのか。
サキ)シロくん、はやく元気になってほしいな…。あ、ホープさんも頑張ってくださいね。メイちゃ…いや、メイくんに負けないように…。
ホープ)ん、メイちゃん?
メイ)あははなんの話だろー。
ホープ)(メイって名前は男女共にあるが…。まあ見た目は少し女っぽいが、ここまで強いのに女なわけないか。)
ピクッ
サキ)…!
セイヤ)…!
メイ)…!
ホープ)…!
続く