目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

せいやの冒険日誌

2020-11-10 21:49:04.0 テーマ:その他

[茶番]baku

シロとサキは抱き合った。互いに手をふり、二人の距離は遠退いた。

サキは離れるシロの背中を見つめていた。

シロを見つめる魚や小動物。なりやまないニュース。宙を舞う鳥。皆で帰る子供たち。空から落ちる物質。すべてを置いて、シロは歩いていった。

床に落ちている花束を見つめるサキ。悲しくなって最愛の者、そして現実から目を背けた。絶対帰るという彼の言葉。信じることは容易くないが、信じるしかない。しかしきっともう帰ってこない。

連絡手段を図ろうものにも、手紙程度。書こうものにも、語彙滅裂。言葉にしたくないだけなのかもしれない。言葉にすれば、いつか来る終わりを、早く迎えてしまう気がしたから。

子供たちが街から消えていく。物体が街から消えていく。活気が街から消えていく。花束をアスファルトに静寂とともに落としたサキ。自身の不甲斐なさに泣きたくても泣けないシロ。

街が灰に包まれていく。シロは最愛の街と妻を置いて、消えていった。

サキもまた、最愛の街を置いて、旅路を出た。

どんなときも共にいた二人。手をふって、二人は離れた。
いいね! 5 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる