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家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

ライブカメラ画像

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せいやの冒険日誌

2020-12-15 22:40:04.0 テーマ:その他

[心言少女]第8話  彷徨えるルマ

ルマは、病院前の公園にあるベンチに座っていた。イライラもしていたが、自負の念も持ち併せていた。言わずもがなであろう。
「ああもう、何だよ!リウのやつ、いきなりおれのこと遠ざけやがって!」
このように怒っていた。
「…。」
しかしこのように、困ってもいた。
「…。まず、なんでリウは急にあんなことをしてきたんだ…?」
冷静に考えてみれば、そもそもルマのことを非常に信用しているリウが急にあんなことをしだすには、それ相応の理由があるはずだ。気の迷いとか、そんなわけはない。そんなことも考えずに一方的に怒るルマの行為も、よいとはいえない。
「とは言っても、どうすれば…。」
しかし、ルマはパニックになっていた。リウがもうルマのことを許してくれない可能性だって否定できない。どうすれば許してくれるか。ルマはその答えのない難問を自問自答していた。リウのことだ。それこそただ謝れば許してくれる可能性だって否定はできない。しかし、何故かルマはそれだけではいけない気がしていた。
「ああもう、どうすればいいか分かんねえよ…。」
ルマは、現実から逃避するように横になった。そして、瞼(まぶた)が閉じていった。








「…あれ?」
ルマは、病室にいた。
「あ、リウ…!」
ルマの前方には、ベッドの上で身体を起こしているリウの姿があった。その声に反応し、リウはルマの方を向いた。リウは無表情で、ルマのことを見つめている。
「リウ、おれ…。」
そういいながら、ルマはリウに近づいた。しかし、リウの近くまで来たところで…
「あ…。」
リウは蒸発するように消えてしまった。それと同時に、突然あたりが暗くなった。
「え、な、なんなんだよ…!」
ルマは怖くなって、病室から出た。宛もなく病院を走り回るが、どんどん風景は暗くなっていく。
「ど、どうなってんだ…!」
ルマはどんどん増していく恐怖に、ルマは心壊しそうになった。
「こ、こええよ…!誰かいねえのかよ!」
心臓と脈の音がいつにも増して大きくきこえる。いよいよ歩くのすら困難なほどに暗くなった。
「うわあ!」
ルマは階段を踏み外し、転げ落ちた。幸い怪我はない。
「いてて…。」
リウは目をあけた。しかし、動揺して目を閉じていた時と風景が変わらない。
「な、何も見えない…。」
すると突然、ルマの前に少女が現れた。茶髪のロングヘアに、薄いピンクのキャミソールパジャマ。リウだった。何故か立っている。
「リウ…!」
ルマは、リウの方に向かって走った。しかし、リウの手間、手がルマを押し退けた。
「え…。」
リウはルマに手を伸ばしていた。彼女は何故か顔が見えなかった。ルマは押されて後ろに倒れた。そしてそのまま…。
「うわあああああ…………!!」
何故か地はなくなっていた。ルマはそのまま堕ちていった。
「た、助けて………!」
顔すら見えないリウは、彼と断末魔をただ見つめていただけだった。








「は!」
ルマは目を覚ました。そしてすぐさま病院の一室を見た。心なしか、少し暗い気がした。
ルマは、ベンチから立ち上がった。
「…行かないと。」
そして、ダッシュで病院の方へと走っていった。
                      to be continued
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