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家具マニア

せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

ライブカメラ画像

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せいやの冒険日誌

2021-02-21 13:27:22.0 テーマ:その他

[呪校怪談]第4話  中庭の怪奇

「とりあえず、他の七不思議のやつ探しにいかん?」
リウは嫌だったが、そうしないと突破口も見つからない。リウは、しぶしぶ頷いた。そうなると、次の問題は、どこを探しにいくかだ。
「うーん…。中庭とかどうだ?」
リウは、多少考えたが、すぐに賛同した。
「よし、読むぞ。」


・沼子さん
生息地  中庭
過去に、とても生き物が好きな女子生徒がいた。中庭の池には、彼女が好きなイシガメやカエルがおり、彼女はいつも、放課後に、中庭に彼らを見に行っていた。しかし、そんなある日のことだ。彼女がいつも通り、放課後に中庭に行き、生き物たちを見ようとした時だ。なんと、足を滑らせ、池に落ちてしまったのだ。彼女は這い上がろうとしたが、叶わず、溺死してしまった。それ以来、夜に、中庭の池に行くと、溺れた彼女が、出会った相手を、池に引きずりこもうとするらしい。



案の定、弱点のページははがされている。
「…行ってみる?」
リウはとても怖くなったが、行動しなくては何も始まらない。覚悟を決め、頷いた。二人は手を繋ぎ、図書室を出た。
「…やっぱり怖い。」
リウは、涙声で、ルマにつぶやく。双方、手を強く握った。そしてルマは、地図を見ながら、中庭の方へと歩いていった。そして、体感しばらく歩き、ようやく中庭へと着いた。ルマは、鍵の束で、中庭の入り口を開けた。暗いが、中央に池があるのだけは確認できる。わりかし、人工芝であろうか、芝生が生い茂っているのも分かる。
「…本当に、こんなとこに、七不思議なんているのか?」
ルマとリウは、あたりを歩く。懐中電灯を使って、あたりを照らし始めた。しかし、これといっためぼしいものはない。
「…。」
ルマは、池の方に近づいた。
「る、ルマ、気をつけてね。」
リウは、ルマを心配そうに見つめている。そんな心配をよそに、ルマは、池に体を近づける。そして、よく観察した。
「…何もいないよ。」
ルマはそういい、懐中電灯を消した。そして、池から離れようとした。
「る、ルマ…!下!」
「え…?」
突然、リウが叫んだ。ルマは、おそるおそる下を見た。






「で、出たーーーーー!」
突然、現れた。こんな時間に池に浸かっている人間など、というより人間であるかどうかすらも怪しいが、一人しかいないだろう。間違いなく、沼子さんだ。ルマは、逃げようとするが、恐怖のあまりか、足が動かない。
「る、ルマ…!」
「な…!?」
突然、ルマは腕を掴まれた。ルマは抵抗するが、人間の子供が、霊に力で勝るわけもなく、腕が離れない。沼子さんは、無表情で、ルマを池に引きずりこもうとする。そこに、リウが応戦した。リウは、ルマを後ろから引っ張る。
「うう…!」
ルマもリウも、全力で引っ張った。リウの応戦後、少しずつではあるが、ルマたちが優勢になってきた。沼子さんは、無表情のまま、ルマを引っ張り続ける。
「ったあああ…!」
ついに手が離れ、ルマは後ろにしりもちをついた。ルマはそのまま倒れ、しんどそうにしている。 しかし、沼子さんは、再び、ルマに近づき、ルマを掴もうとする。
「ルマ、危ない!」
リウはとっさにルマを掴み、池から離れた。そして、急いで中庭から出ていった。ルマを引っ張りながら、リウは急いで図書室に逃げていった。
                                続く
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