初心者プレゼントで貰った家を使い始めてはや2週間ほど。
私の帰りを迎える我が家は、あまりに無機質だった。
むき出しの土に、適当に配置された家具
空間全体を使って表現された静寂は、物が溢れる現代に対する皮肉だろうか
アバンギャルドな解説をつけてみたが、やはりこれではあまりに寒々しい。
マイハウスとは帰ったときにホッとするような場所であるべきだ。
せめて、目につく正面だけでも手を加えよう。
寒々しさを打ち消すのは暖かさ、つまり置くのは炎ゆらめく松明である。
暖かみのある炎
魅○のチキ○ームみたいだ
ここで私はあることに気づいた。
松明をぴったり重ねると明るさが増すのだ。
面白がって重ねていった結果…。
…
…
…
とんでもないことになってしまった
想像を絶する火力まで成長した松明。
もはや松明というより太陽である。
偽りの太陽で記念撮影
なんだか強くなった気分だ
…次はまじめにやろうと心に決め、暖かくなった我が家を後にするのだった。