当たった8億でデスゲームを主催する予定が、
クジにハズレた事でパーになってしまった私は、
七不思議の雪女のコスプレをすることにした。
コスプレのために雪女を観察するうち、ある興味深いことに気がついた。
以下はその記録である。
・参考画像1 雪女(本物)
まず、この画像からわかることを列挙する。
①雪女の着物の帯は無地である。
②よーく見ると雪女の着物は体の中心から向かって右側には柄がある。
③逆に向かって左側は完全な無地である。
④透けてる!
どうも雪女専用の特注品感が凄いが、右側の柄を頼りに一致する服を探してみる。
すると、意外とあっさり見つかった。
・参考画像2 雪女(偽)
それがこの「さくらのゆかた」だ。
見比べるとわかるが、花弁の位置が一致している。
そのため、雪女の着物は「さくらのゆかた」の帯のワンポイントと、
体の半分の柄が消された特注品だと予想できる。
なんともわかってしまえばあっけないものだ…。
・参考画像3 雪女の足元(本物)
と思っていたら予想外のことが起きてしまった。
後日、コスプレ用に足元を写した際の写真を確認していると、
恐ろしいことに参考画像1のときにあったはずの柄が同じ場所に無い!
というか、完全に無地になってるッッ!
何故!?どうして!?
まさか見る角度によって服の柄が変わるのか???
いやそれなら現地で気づいたはず…。
うう…。
わからない…。
…。
…。
・記念写真 人造雪女と共に
色々あったが無事に人造雪女が完成した。
テクノロジーに不可能はないのだ。
もしも、これから雪女を見に行く予定がある方は
この雪女の着物の柄についてなにか気づいたことがあれば
ご一報いただけると幸いです。
終