カメラレンズ「ソーシャル」
その名の通りなんとなくソーシャルっぽい写真が撮れる。
ソーシャルっぽい写真例。特に意味はない。
正直買ったはいいが、もて余し気味だったのでここはひとつ気合を入れて
このレンズで「七不思議」を撮影しに行こう。
面白い写真が撮れるだろう。多分。
幸いにもこの日は「生き人形」と「UFO」が見られるようだ。
さっそく生き人形を見にエルトナの地へ…。
いたいた。
ソーシャルレンズの餌食になった七不思議第一号「エルトナの生き人形」
ポイントカラーフィルターを使ったせいかやけに不気味だ。
まっすぐとこちらを見つめる生気のない目は、
七不思議が未解明の怪異であることを思い出させる。
漂う雰囲気はSNSに投稿された呪われた画像かなにかのようだ。
第2の被害者「ドワチャッカの謎の飛行物体」
このあたりで別に七不思議をソーシャルレンズで普通に撮っても、
面白く無いんじゃないかと思い始める。
カメラを構えながら己の行動に疑問を持ち始めた頃、事件は起こった。
な…なにっ!?UFOが分裂した!?
そう、何を隠そうこの日のUFOは双子(ジェミニ)。
別れた瞬間にビックリしてシャッターを切ったので、
このベストショットすらソーシャル仕様になってしまった。
おのれソーシャル。
あとからフレンドの方に聞いたがこの日のUFOは一瞬三つ子だったらしい。
もしや、ソーシャル枠がなければ3機目も写っていたのでは…?
おのれソーシャル…!
写っていたかもしれない幻のUFOに思いを馳せて…。
おわり