私が音楽家になろうと思ったきっかけをくださったすぎやまさん。本当に感謝をしてもしてもしきれません。
ナンバリングシリーズの交響組曲を何度も繰り返し聞き、何か嫌なことがあってもいつもこれを聴いて立ち直っていました。今、心の支えがなくなってしまったかのような気持ちです。
新しい作品が出るたびに新曲を確認し、分析をして和声やオーケストレーションの勉強していた学生時代。私はすぎやまさんに育てられたといっても過言ではありません。
すぎやまさんを愛する音楽家の一人として、ドラゴンクエストの、すぎやまさんの音楽をかの偉大なる作曲家ベートーベンのように、100年、1000年経っても忘れられないものとして残して行こうと思います。
そして、これからのドラゴンクエストの音楽を作られる後継者の方々には、「模倣」という形で曲を作るのではなく、すぎやまさんの思想を真に理解しようとし、また後継者自身のオリジナリティをも引き出す、いわばドラクエの新世代を築き上げて頂きたいです。
いつの時代の偉大なる作曲家も「ベートーベンを超える」という思想を持っていたと言われています。そういった作曲家達によって、今の音楽へと発展していったのです。
ゲーム界のベートーベン、すぎやまさんを超える音楽を目指し、追求し続けること。それこそが、すぎやまさんの功績を讃え、ドラゴンクエストという作品を真に世に残すということなのではないでしょうか?
スクエニさん、決して諦めないでください!ドラクエ12が新しい時代への過渡期だと私は思っています!
私は、すぎやまこういちさんを一生愛しています!