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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2019-09-28 23:05:34.0 2019-10-29 09:07:21.0テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第7回~副司令の気がかり~」

「そ・・・総司令のお馬鹿!!こんな時にどこにいったんですかー!」
大声が部屋に響いた。そこに居たのは、自分の上司たる相手の
手紙をグシャと握るアスカであった。
「あの総司令(ひと)はまた勝手に出掛けて・・・!」
自分でグシャとした手紙をもう一度広げ、読む。

「”数日空ける。その間、頼む”・・・って!今は、ギブさんが発案した
突入作戦の準備に!選出したメンバーの受け入れ・・・!やる事はたくさんあるのに!」
頭に手を当てながら、自分で持ってきた書類が置かれた机に突っ伏す。すると
衝撃で書類の山が崩れ、その中から複数の紙が冊子止めされた資料がドサッと、
アスカの目の前に落ちる。
「ん・・・これは」
落ちた資料を手に取り、中身を読み始める。
内容はここ最近、ウェナ諸島を中心に各地で”謎の集団”による
襲撃の被害が多発している事やその事に関する冒険者の証言が細かく書かれ、
まとめられていた。

「これ、軍内で噂になっていた例の件でしょうか?」
読み進めていると、ある冒険者の名前と顔写真がアスカの目に止まる。
「この人(ライティアさんの顔写真)!・・・頂いた突入部隊のメンバーリストに!」
どんどん資料をめくって行き、その内容に目を通して行く。
「襲われた人が冒険者ばかりだけど、所々に突入部隊のメンバーが混ざってる」
冊子を閉じ、机に静かに置き、深呼吸する。

「まさか・・・ギブさんが話していた”魔公子”が、こちらの動きに気がついて
戦力を削るために、刺客を放っている?・・・だけど、この作戦は表向きは
そんな風には宣伝していないはず」
アスカは思考を巡らせ、現状の情報をまとめる。

気づけるはずは無いけど、何かしらの動きを察知して、活動を始めた
”集団・組織”が存在する。それが”魔公子”なのかもしれないし、違うの
かもしれない。だけど、実際に被害・襲撃の報告が出ている。

「準備も大事ですが・・・今、集結し始めているメンバーさん達の
ためにもこちらもなんとかしないといけませんね。」
と思った時に、アスカは思い出したように晴れやかな顔になる。

「そういえば”お姉ちゃんとマイカ”、この前の手紙で次は二人で一緒に
ウェナ諸島に戻ってくるって書いてあったわ」
そう言うと、扉へ向かって行き、扉を開いて口笛を吹いた
すると、パタパタとヴェリナード軍のマークの入った郵便カバンを
携えたドラキーがやってくる。

「チャンキー、元気にしてましたか?」
肩に乗りながらアスカの問いかけに、嬉しそうなしぐさで答える。
そのまま連れて中に入ると、チャンキーを自分が使っている机の上に
下ろして、椅子に座ると引き出しから、紙と書くものを出す。

「えーと・・・サラサラと。あ、ついでにサラサラ。」
と笑顔になったり、怒った表情になったりして、手紙を3通書き上げた。
それを丁寧に折り畳み、封筒に入れ、封をする。
「じゃあ、チャンキー。これをいつも通り、お姉ちゃんとマイカへ。
あと、総司令にも届けてきて下さい」

頼むと、チャンキーの郵便カバンに3通の封書を入れる。再び肩に乗せ
扉の所まで戻り、開いて
「では、気を付けていってくるんですよ」
アスカの言葉にチャンキーは相づちをうつと、羽をはためかせ
パタパタと飛び去っていった。それを見送ると、扉を締めて振り返り
部屋に転がった書類を見て、

「さて、私は私でこの書類を処理しなくてはなりませんね。
総司令が、いつ帰ってきてもいいように、ある程度の仕事を済ませて
おきましょうか・・・」
そう言いながら書類を拾い、自分の机に積み上げて、
椅子に座って、書くものを手に取り、仕事をやりはじめる。

「・・・・今回は、どんなお仕置きを考えましょうか」



少し時間が経って、ここはジュレ上層。緑生い茂り、海風が
吹き抜ける高台。その崖際で座るオーガの少女がいた。その手には
手紙があり、それを嬉しそうに読んでいた。
「リルカお姉ちゃん、みーつけた」
と後ろから声をかけられる。それに気づいたオーガの少女は後ろを
向くと、そこには杖を手に持ったエルフの女の子が立っていた。
「おーマイカか、早かったな。」

サッサッと歩きながら、
「お姉ちゃん、またこんな所を指定して探すの大変だったんだよ?」
「ごめんごめん、でも町で待ち合わせる訳にもいかないからな」
と手紙を見せる。それを見たマイカは状況を察する。
「そうだね。アスカお姉ちゃんからもあったけど、・・・も私たちを
呼んだっていう事は、大変な何かがあるんだね。」

マイカが話していると、リルカは手紙を懐にしまい、
近くに置いてあった太刀を手に取り、背負う。
「さぁ、行くよ」
「うん、わかった」

(壮大な物語)の裏で起こる(蒼天の物語)その更に別の物語が
いまーー幕を開ける。
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