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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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アスカの冒険日誌

2019-10-04 22:15:06.0 2019-10-05 00:03:14.0テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第8回~遺跡の攻防戦(前編)~」

ここは、岳都ガタラ。かのガラクタ城の
「城主ダストン」の住まいがある都。入り口の
すぐにある酒場は連日冒険者達で賑わっている。
そこへ二人の男性が扉をあけ、入ってくる。

「フツキ、雇い主との待ち合わせはここか?」
そう言うのは、明るい茶色の服に身を包み深く被った帽子に
ゴーグル、そして首にギンガムマフラーを巻いた人間の男性。

「そうだね、マージン。話によると、魔法使いの女性だそうだ」
マージンの質問に答えるように話すのは、全身を黒い服で統一し
サングラスに、腰や足にポーチを身に付けたエルフの男性。

二人は喋りながら、歩いて行き近くの空いている席に座る。
すると、そこへドワーフの女性店員がやってきて
「今日は何になさいましょう?」
「いや、良い。ちょっと待ち合わせなんだ。少しの間席を使わせて・・・」
「そうはいかないでしょ、店員さん。アモールの水を二つ。」
「かしこまりました。」
フツキの注文を聞いて、店員はそそくさと行く。

「一応、ここはお店なんだから・・・ちゃんと注文ぐらいとりなって」
「あぁ、すまない」
そう話していると、周りの喧騒の中を頭から白いローブを羽織い、右手に
羽のついた杖を携えた一人の女性が姿を現す。そして、少し見渡した後に
二人を見つけるとやってきた。

自分達の元へやってくる気配を察知した二人も気づいたようで
「俺たちの所へ来る・・・」
「あれがたぶん、今回の俺たちの雇い主かもしれない」
と目の前に来ると、フードになっているローブの部分をたくしあげて、
顔を出すと、フツキと同じ種族である事の証、長く尖った耳に
整った顔立ちをしたまだ幼さが残るエルフの女性だった。

「どうも。あなたがマージンさん。そして隣のあなたがフツキさん
ですね?」
女性の問いに、二人は頷く。
「よかった、会えて。私は、今回あなた方に依頼を出した
魔法使いの”マイカ”です」
二人に握手を求める。それぞれ応じた後に

「それで、そのマイカさん?今回はどうして俺たちを?」
マージンが聞くと、少し間をおいた後に
「お二人は、ウルベア地下遺跡を知っていますよね?」

「あぁ、何度か別の案件で行った事があるな」
「古の帝国の者だと名乗るドワーフが乗ったされている
魔神兵が掘り出された場所でもあるね」
二人がそれぞれ話すと、マイカは続ける。

「実は、この遺跡にはまだ発見されていない。
未知の区画があると言うのが・・・」
マイカは腰に手を回し、少し探した後に
ボロボロの古書を取り出し、二人の前に差し出した。
「これに書かれていたんです。」

マージンは差し出された古書を手にとり、開き読むが、
「う・・・頼む・・・」
とすぐに古書をフツキに渡し、帽子を目を隠すように下ろす
「仕方ないな、どれどれ、”ウル・・ア機・・図書・・への、行き・・を”」

フツキが少し読んだ後に古書を閉じる
「この古書の文を読んだ所、この・・・機密・・・図書庫だね。
これは・・・遺跡の最深部よりもさらに奥へ進む感じだ」

「それです。私は今回、そこへ行きたいと思っているんです。」
マイカが言うと、マージンは下げた帽子をあげて、
「こういってはアレだが、俺たちは、爆破や裏工作が専門。
こんな遺跡で出来る事は限られているぞ?」
「そうなのですが、これには訳があるのです。」



まず、状況から話すと二人はマイカの依頼を受けた。戦闘を主とせず、
探索を中心とした形でまとまった。依頼受領の決め手は、

マイカが自分の力で突破出来なかった”障害の存在”を話した時で、

ありとあらゆるものを爆破してきた「爆弾工作員の琴線」に
触れたようだった。そしてそんな相方の心境を汲み取り、
サポートをすると言う事でフツキも加わり二人一緒に参加となった。

そして三人パーティーとなった翌日の朝。
ウルベア地下遺跡に向かって、歩を進めていた。
「マージンさん、その荷物は・・・?」
「これか?・・・爆破キットだ。」
と、マージンは自分の背負ってきた大きめのバックをマイカに見せる。
フツキも小さいものの、同じようなバックを背負っていた。
「あの・・・雇っておいてアレなのですが、加減して下さいね?」

「安心しろ、爆破で”雇い主を埋めるような事”は絶対にしないぜ」
マージンは鼻高々と話す。すると、フツキがマイカの隣までやってきて、
「マイカさん。一応言っておきますが、いざという時は”気にせず”
逃げてください。」
「は・・・はぁ、覚えておきます・・・」

一抹の不安を漂わせながら、三人はウルベア地下遺跡へ入る。
道中の魔物たちに気を付けつつ進み、マイカがとある場所で
足を止めた。
「ここです」
と、指し示した先には何らかの破壊をしようとした後があった。
しかもそれは真新しかった。

続く
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