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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2019-11-06 09:01:52.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第18回〜呪われし魔法使い〜」

「お姉ちゃんたちを消し炭にします!」
マイカが杖を手の中で踊らせて、
「二重・高熱火球呪文(ツヴァイ ファハ・メラゾーマ)!!」
周りに炎が集まり、大きな火球が2つ作り出されて、
杖の先と左手で踊らせる。

そして、リルカに向かって杖を振り上げ、1つ目の火球を投げつける。
直後にその動きに合わせて左手も振り、2つ目の火球も合わせて投げつける。

「あの子!いつもより力が!」
と言いながら、自身に向かって飛んでくる火球を、走りながら
避けていく。1つ目はリルカが元々いた場所に当たり、爆炎を上げる
2つ目は、走る速度に追いつけずに振り切られ、その後ろにあった
壁に当たり、ドカーンと大きな爆音とともに壁が吹き飛んだ。

リルカは、反撃に転じようとしたが
「六重・中級暗黒呪文(ゼクス ファハ・ドルクマ)!!」

今度は、マイカの周りに6つの闇の力を集めた球体が
形成され浮かぶ、不敵な笑みを浮かべながら
「よく避けたね。今度はお姉ちゃんのその足、吹き飛ばして
あげるよっ!!」

闇の球が鋭くリルカの足元を狙って、飛んでいく。
それを見たリルカは太刀を、片手で持ち直して構える。
最初の2発ひらりを体を翻して避ける。次の3発は
太刀のぶんまわしで打ち消して、

最後の一発は、短剣をまた一本取り出して、
球に向かって、投げて打ち消した。

「あたしに勝とうなんて、まだ早いよっ!!」
「さすが、お姉ちゃん!!…もっと私を楽しませてよっ!」
と両手を広げて、構えると

「三重・極大閃熱呪文(ドライ ファハ・ベギラゴン)!!」
唱える。

するとマイカの足元で灼熱が吹き上がり、3つの炎の壁が
出来上がった。その光景にリルカは少し、後退りする。
「マイカ…!アンタ…本気であたしを殺す気?」
「何を今更言うの?私は、”お姉ちゃんたちを消し炭”にすると
言ったはずよ?」

それを聞いたリルカは、マイカが自分と近くに控えている
ライオウとライカを殺す事に全く躊躇いがない事を把握すると
太刀を構え、鋭く目の前の妹を睨んだ。
「フフ…どうやら覚悟を決めたのね?…じゃあ燃え尽き…!」

と周りの炎の壁をリルカに向けて、差し向けようとした瞬間

マイカの横から、炎の壁を突き破る…のではなく切り裂いて
ライオウが斬りかかる。

「二重・身体加速呪文(ツヴァイ ファハ・ピオラ)!!」
と、咄嗟にマイカは詠唱し、自身を強化したのちに側転する要領で
ライオウの一撃を辛くも避ける。がその剣圧にその姿勢のまま、
吹き飛ばされる。

「姉妹水入らずの所…すまんな。だが、もう見てられなくてな」
「ライオウさん!ここは私が…!」
リルカが前に進もうとした瞬間、ライオウが自身の大剣をリルカに向かって
振るうと先ほどマイカを吹き飛ばしたものと同じ、剣圧が吹き荒ぶ。
それにリルカも姿勢を崩され座り込んでしまう。

「リルカ…ここから先は、俺に任せろ。
…お前に、”家族”を斬らせたりはさせねからな」
リルカの方に一切振り向かずに、大剣を肩に乗せる。

「なんですか?あなたは?」
と不機嫌な言葉をライオウに投げかけながら、
マイカは杖を支えに立ち上がっていた。

「よう、嬢ちゃん。お前…リルカの妹だってな?」
「それがどうしたんですか?」

すると、自身の大剣を床に刺して、
「俺にもな、ライカっていう血の繋がりは無いが
かわいい娘がいてな、大好きなんだ。なんならライカを
助けるために、世界を敵に回したって良いとさえ思うほどだな」
とライオウは後ろにいる自分の娘を見て言う。

その話を聞きながら、マイカは自身の服についた砂を払い落とす。
「で、それと私にどんな関係がお有りなんでしょうか?」
杖を構えて、不機嫌な顔をしたまま睨む。

「分かんねぇー嬢ちゃんだな、じゃあ分かりやすく言ってやる」
と、大剣を床から再び刺し抜き、肩に乗せ直すと


「俺が今から、”お前を助けてやる”!!」


ライオウの突拍子もないその言葉に、マイカは表情が歪み
「ふざけないで下さい!私は、お姉ちゃん達を消し炭にするほどを
力を持っているんですよ!!だから、か…」
怒りの言葉を吐き出す。しかしライオウは、その言葉を遮るように
自身の剣を再び力強く振るう。するとまた同じ様な剣圧が吹き荒ぶ。

その圧を受け、口を噤んでしまったマイカに
「じゃあー俺に見せてみろよ?その力ってヤツをな…!」

続く
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