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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-02-16 22:54:53.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第55回~意外なる合流者~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーーー本編ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

謁見の間で、軍全体とシャクラを交えた会談が行われているその頃、
ロスウィードやリンドウ、シャクラを除いた外から帰還した冒険者達や
城に滞在していたマルチナPT・ギブ・うりぽ、城内の広間に
集められていた。

状況を知らないソウラ達にブラオバウムが説明をしていた。
「という訳で、外は今とんでもない状況なのですよ」
「へぇーだから、俺たちを襲ってきた魔物の様子もおかしかったんだな」
「何ノンキな事いってるのよ!アンタは!大体ね…!」
ソウラはマルチナにガミガミ言われていたり、

「夢の世界って…最初、私。お菓子とかケーキをたくさん食べてる夢みてたけど」
「ぱにゃも?私もかいりから貰ったクッキーとか食べてたー」
妖精達はわいわい話してるその隣では、

「危険だが、一度戻る。カルラの行方も分かっていない現状、
シャクラ殿の近くを離れるのは心苦しいが…」
「団長の事なら、僕たちに任せて。」
ワッサンボン達がクロウサを見送っていた。

部屋の外では、アスカが一人で佇んでいた。何かを
考えながら、遠くを見ている彼女の背後に迫る影。

「アースーカ!」
叫びながら突然くすぐる攻撃をしてきた。
「な、ははは!誰ですかーぁ!ウハハハッ!」
涙目で笑いながら、後ろを向くとそこには、魔法戦士団の制服に身を包んだ
ミャジが喜々として、自身の脇腹をくすぐり続けていた。
しばらくの間。くすぐり攻防戦をした後に、落ち着きを取り戻すと

「なーに、一人で黄昏れちゃってるの?」
「ゴホゴホ…いえ、お姉ちゃん達は今どこかなって思ってまして」
「え、あんたの姉妹って他の大陸を旅してたんじゃないの?」
「それが”エゴート団”の調査を行ってる過程で、いつの間にか一緒にいて
戦っていました。そして、今は霧に飲まれて…」
「そっか…。」

話をしていると、
「ミャジ?…どこにいる?」
と、魔法戦士団の副団長ユナティの声が廊下に響く。
「あっ!どうやら私にも、任務が入るみたいだ。まぁ〜気を
張り詰めないで気楽にね〜」
そういってミャジは、そのまま走っていきながら、
”なんですか〜ユナティちゃん”と言う。



それからまた時間は経ち、会談を終えたロスウィードとリンドウ、
シャクラが広間までやってきていた。

ロスウィードとリンドウの近くに、突入部隊の面々とソウラ達があつまり
「総司令、今後の方針はどのような形になりますか?」
「まずは俺とアスカは行方不明となっている冒険者の捜索から行おうと思う。」
「俺たちにも、何か出来ないか?」
ソウラが聞く。
「マルチナ嬢も含め君達はひとまず待機だ。今は余り、大人数で外を出歩くのも
危険だ」

「それでは、私とバウムは外部との連絡手段を模索する」
そういうと、リンドウはブラオバウムを連れて、そのまま部屋を後にしていく。

「外との連絡、そんな事できるんでしょうか?」
「まぁそっちは俺たちの専門外だ。任せておくしかないだろう。」

一方でシャクラの近くでは、ワッサンボンやハじメ、ズィユら
戦士団の団員達が集まる
「団長、俺たちはこれからどうするんですか?」
「ひとまず、居なくなった者たちの捜索をしつつ、ワシ達もここの軍さんらと
総司令ん所の部隊と協力体制を敷くことなった。」
「…団長。クロウサ殿から、預かりものです」
ハじメが懐から巻物を出す。シャクラはそれを受け取り、中身を開いて読む。

「…よし、わかった」
内容に納得していると、廊下からドタドタ走る音がし、
兵士が駆け込んでくる。


「ロスウィード総司令官殿はこちらに居られますか!?」
「ここに居るぞ、どうした?」
「それが、新たに結界の外から来訪者が大量に…!」



ヴェリナード城下町・港。

ロスウィードとアスカが駆けつけると
「頭領殿!?」
「おう!総司令殿!」
何事もなかったように、豪胆に挨拶するライオウの姿があった。さらに
後ろには、ジンライ・フウライ・ライカを含めた雷神会の団員達。
その集団から少し離れて、ユウリ・マシロ・マイカ・リルカも歩いてきていた。

ライオウ曰く、とても良い夢を見ていたらしいが、所詮は夢。
紛い物が見せるものを全て自身で打ち破り、夢から抜け出し、他に
夢を見ていた者も叩き起こしてまとめて連れてきたらしい。

「うぅ、本当に痛かったでやす」
「頭領の目覚めの一発は…本当にきついですな」
女性陣の除いた男性陣全員は、頭にタンコブが出来ていた。

「いったいどんな起こし方をしたのですか…」
アスカはびっくりしながら引いていた。

続く
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