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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-02-25 22:50:00.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第63回~届かぬ想いと怒りの刃~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーーー本編ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

穴に落とされたアスカ。その終着点、下に落とされたというのに
その場所は、明るくそこはどこかの建物の頂上といった所だった。

上手く受け身を取り、事なきを得た。穴からさらに
妖精達も追いかけて来て、
「アスカ〜大丈夫!?」
「”あたしなら大丈夫よ♪”…」
と、ついに体の動きも交えて受け答えする。

「なんか、いつも通りで楽しいね〜ぱにゃ♪」
マユミがアスカの状態を見て、微笑む。
「ふふ♪そうね、ここにも”かいり”が居て…」

上から、すぅーと当たり前の如く空中からかいりが降りてくる。
「あっちにも”居る”んだから」「うん」
「どうしたのかしら?あたしの顔に何かついてるの?」

そのまま、降り立ち。背中から大剣を抜く。
「ねぇ、かいり?こんな夢、早く抜け出そうよ」
「あなたには、”英雄になる”っていう目的…夢があるんじゃないの?」
二人は、再び彼女を説得するように語りかけるが

「あんた達は、何をいっているの?…英雄にはもうなった。
世界を勢力下おいてる。もう叶っているのよ?」
と、まる聞く耳を持たない彼女の言葉に…

「こ、こんなの…!かいりが私達に話してくれた夢じゃないよ!!」
「そうだよ!毎晩、一緒に読んで語った
”絵本のようなカッコいい勇者や英雄になりたい”って!」
二人は涙を滲ませながら、声を上げてかいりに一生懸命訴える

「これじゃあ、絵本に出てきた”魔王”と同じだよ!!」

最後の一言を放った時、かいりは妖精達に向かって
不機嫌な表情を浮かべた。
「”魔王”?…あたしが?」
と呟く。そして

「あたしの事を”魔王”と……言ったなぁー!?」

突然、二人に向かって大剣を構え襲いかかる。
襲いくる彼女にどうすることもできないまま、目を瞑った
直後、

甲高い音と共に、大剣が止まる。
「かいり…さん!貴女…一体何をしようとしてるか、わかっているんですか!?」
二人の前にアスカが割って入っていた。剣と盾を交差させ、受け止めていた

「あたしは”魔王”なんかじゃない!!……”英雄”よ!!」
彼女が力を込めると、異常な負荷がアスカの体に掛かり、ガガッと
そのまま後ろへ押し込まれていく。

「うぐぐ…これは…!…人が出せる…力じゃない!…”二人とも、下がってて!”」

口調が交じるのも気にせずに二人に逃げるように促して、離れさせ
かいりに押されている方向を読み、体を横にさばき、攻撃を避ける。

「どけ!…後ろの二人は、あたしが斬る!!」
大剣を振り払い、アスカに向かって突きつけ睨む。

「そんな事!絶対にさせません!」
「…だったら、あたしを止めてみろッ!!」
かいりは飛び出す。息を整え、立ち向かっていくアスカ。
二人は互いの剣をぶつけ合い攻撃を一進一退の攻防をする。

しかし、アスカは剣と剣を打ち合う度に人知を超えた力から
発する間接的なダメージを受け、彼女の集中力が奪われていく。

(なんて重い攻撃なの…!)
と一瞬、気を緩めてしまった瞬間。かいりはそれを見逃さず
「邪魔だぁーー!」

大声とともに、横に勢いよく振られる大剣。その攻撃にアスカが
選べる選択肢は”攻撃を受け止める”しかなく、それを受け止めた瞬間。
ガシャンと、盾が砕け勢いを受け流しきれずに、横に大きく吹き飛ばされる。

「「アスカ!!」」
二人は助けに行こうとしたが
「…邪魔者はいなくなった!”魔王”と言ったその口、閉じさせてやる!」
それを阻むように、かいりの剣が容赦なく、二人に向かって叩きつけられる。

「やめて、かいり!」「思い出して!私達との時間を!」
攻撃を避けながら、説得を続ける。

吹き飛ばされたアスカは、吐血し全身の痛みに苛まれながらも
「ふ・・ふたり、とも・・今、私が…まも…!」
と言い、立ち上がろうとする。がその瞬間、どす黒い穴が開き、
動けない彼女はそのまま闇の中へ落ちていく。

「ぱにゃ!アスカがっ!!」
「いい加減にして!…忘れちゃったの!?私達との思い出を!」

「うるさいっ!!」
とその言葉を聞いた二人は、今の彼女に自分達の言葉が届かない事を悟った。
お互いの顔を見て、
「マユミ!…行くよ!」「……!うんっ!」

これから何をするのか口にせず、そのまま二人はくるりんと
飛び上がり、アスカが落ちていった穴の中へと飛び込んでいった。

「フフ…まさか自分達から穴に落ちて行くなんて、
あたしが手を下すまでも…」

続く
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