目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

アスカの冒険日誌

2020-03-08 09:00:20.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第66回~本当の英雄を取り返せ!~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーーー本編ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

剣をぶつけ合う度に、かいりの表情は嬉しそうな反面
動きも太刀筋が鈍っていく。

「楽しい…!けれど、これが本当のあたしなの?…女王になったあたしとは
全然違うじゃない…!」

力強く大剣を振り返し、重い一撃でアスカを後ろへ吹き飛ばした。
「くっ!…普段使い慣れていない分、厳しいですか…!」

「やっぱり…今のあたしこそが、行き着きたかった夢!」
今の自分と本当の自分を比べ、かいりが高笑いをする。すると
その後ろに何か巨大な影のようなものが出現する。

「わわ、後ろに目が赤くキラーンって何かいるよー!」
「もしかして、今のかいりをおかしくしてる元凶!?」
二人が同時に喋る。

「お、落ち着いて下さいお二人とも、同時に喋られると頭が割れますよー」
アスカもびっくりして落ち着かせようと声をかけているとと

「もうこれで終わりよ。消えて!」

突然大剣を自分の前に掲げる。すると刀身に、毒々しい黒緑の雷が宿り
それを上に突き上げると、

周りに黒緑の禍々しい陣がいくつも矢継ぎ早に出現し、中からどす黒い槍が
どんどん突き出して行き、アスカに襲いかかってくる。

「わわっ!なんですか!」

当たらないように避けていくが、槍が寸での所をかすめていくと、
「うぐっ!」「きゃっ!」
と突然、妖精たちが苦しみ
「大丈夫ですか!?」
「うん!…けれどその槍、ものすごく嫌な感じ!」

どんなに不利な状況に陥っても、何をやっても耐え、
諦めずに立ち向かってくるアスカ達の姿を見て、彼女は静かに


「……もう消えて…来ないで……」


「これは…あたしが…一番欲しかった夢…」


「だから…あきらめてよ…」


「ーーーあたしの」


「ーーー今の夢を」


そして涙を流しながら、叫ぶ!



「壊さないでぇぇ!!」




その言葉を聞いた瞬間、アスカの目が鋭くなる。そして避けた先に
刺さっていた自分のレイピアを左手で掴み取ると、近くの柱を足場に蹴り
かいりに向かって




「いい加減…目を覚ましなさいぃぃ!!」




大きな怒号を上げ、飛びかかる!陣は彼女の行く先に無数に展開され、
そして同時に槍が飛び出す!


「”邪魔だァァ!!”」
その槍は二つの剣から放たれる剣閃に全て叩き折られ、塵と化した。


「自分の全てを捨ててまでして、叶えたかった夢はこんな虚像なのですか!」
私があのシャボン玉の中で見た貴女の姿はそんなものじゃなかった!」

かいりとの間合いを一気に詰め、長さと重さの異なる二つの刃で力強く
華麗な剣さばきで猛攻を仕掛けていく

「絵本の中の英雄に憧れ!自身もなろうと切磋琢磨して、努力をする事で
なろうとした!」

怒涛の猛攻、そして最後の一撃でかいりが手に持っていった大剣を砕き、
後ろに押し飛ばした

「今のその虚像に満足していると言うのなら、私がそれを破壊します!」

アスカの前に、いくつもの光が集い、その光は一点の強い閃光となる

「……本当の心を取り戻して、帰ってきてなさいっ!」

閃光は強く真っ直ぐと、かいりに向かってうち放たれる!

「未来の英雄!かいり!!」

「グヌアアアー!」
体全体を覆い尽くさんとする光の一撃を受けた彼女自身から
発せられるとは思えない禍々しい声が響いた。体から、
禍々しく青白い爪が出現し、そのままバキバキとヒビが入り砕け散った。

そしてそれに合わせ、アスカから小さな光の玉が、
フワッと飛び出し、かいりの体の中へと還っていった。


ーー
ーーー
ーー


「や…やったの?」
一瞬気を緩めそうになった時

「待って、まだ終わってないわ!」

すると周りからピリピリとした気配が漂い、彼女から朱色の瘴気が吹き出し
姿を形作り出す。

それは人型に形取り、徐々に正体が顕になっていき、褐色の肌に、
屈強な肉体を備え、内に底知れない魔力を宿した魔神が姿を現した。

魔神は、威圧するような迫力を見せながら

「褒めてやろう・・・我の呪縛を退け、我の作る悪夢からこの女を
助け出した事を…」

魔神は、その手に巨大な両刃の剣を取り、アスカに対峙する。

「だがこの世界はまだ我のもの。次は貴様を新しい悪夢の器に据えてやろう」

と言いながら、襲いかかってくる。
「さっきのかいりさんとは…迫力が全く違う!」

二つの剣を構え、魔神の攻撃を受け止める。
「ほう、我の一撃を受け止めるとは…それにこれは…変わった力だな?」
「心と心を繋ぐ力よ!」
「そうか、ではその力見せてみろっ!」

続く
いいね! 16 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる