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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-04-26 14:27:05.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第78回~新クイーン誕生?~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーーー本編ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「また妙な場所に出たな…」

そう呟いた場所は、クッキーで作られた道や建物
キャンディーの柵、ストロベリークリームで満たされた川
そして、大きくそびえ立つ巨大なケーキのお城が建っていた。

「前に、ウサ子が”アストルティア・クイーン”に選ばれると
ショコラフォンティヌ城という場所で王冠を受け取れると話していたな」

リンドウは、ここがその場所か?と思考を巡らせながら帽子を
つばを持ち往来する人々の中に紛れて歩いていった。状況から今
城には旅人や商人、職人などごった返しており、まさにお祭り状態
といった所

城までの道には商人や職人がお店を開き、様々なお菓子
彫刻などを売りにだし、中にはお菓子そのものか
模したものかわからない珍しい家具も置かれていた。

そこかしこで、店主が大声で呼び込みを行い、
クイーンをひと目みようとやってきている人を
呼び止めたりと、通りは賑わいを見せていた。

「ちょっとちょっとそこの”魔法使いさん”〜ウチの
商品みていかないかい?」

人形の絵が描かれた看板を立て、店を構えている職人風の
ドワーフ女性がリンドウを呼び止めた。

「ん?…私の事か?」
そうだよ〜と言いながら、クイクイとこっちに来るように
誘ってくる。時間が無いと思ってはいたが、ここについて
知らない事が多いと考え、応じた。

いらっしゃいませ~と馴染み深い言葉を聞いた後に
リンドウは置いてある品物を見定める。そこには
これまでの歴代のクイーンを模したものだろうと思われる
置き人形が並べられていた。

人形を目で追いながら、店主に何を聞こうか思考を
巡らせている途中で
「なっ!?」

リンドウは声を上げて、突然驚いた。
「魔法使いさん?どうしたんだい?」
「店主殿…この人形はいったい?」

ブルブルと震わせながら指をさしたその先には、
満面の笑みに誇らしげなポーズを取るウサみんの姿を模した
人形があった。

「あ、それね。今年の”アストルティア・クイーン”の
ウサみんさんの人形だよ〜。それ…買っていくかい?」
取引を持ちかけようとするが、ダン!とお店の台を叩き

「店主殿!…ウサ子は!今どこに!?」
前のめりになりながら、店主に迫る。
「おいおい、落ち着きなって!…その子なら、これから戴冠式で
お城にいるはずだよ。…じゃあ、おかんじょ…」

店主の言葉を無視し、情報感謝する!と言いリンドウは
ほうきに飛び乗り、急いでお城へ向かって行く。

「うぉーい!冷やかしかぁー!この野郎ー!」
怒号も聞こえたが、今の彼女には届かなかった。



ショコラフォンティヌ城

誰がどんな手法を用いて、こんな巨大なスイーツの城を
作り上げたのか分からない。

しかしここでは毎年アストルティアでのクイーンを決めるため
数多の魅力ある者たちがしのぎを削るコンテスト会場でもある。
入り口では、会場の係員らしき男が戴冠式の行われる大広間に
誘導をしていた。

「もうすぐクイーンの戴冠式が執り行われます!見学希望の方は
入場して下さい!」

そこへ空からリンドウが周りに風を巻き上げながら、
ほうきで乗り付けた。

「会場はここかっ!?」
焦ったように声を荒げ、男の目を見る。
「は、はい。ここが入り口になります。見学が希望でしたら、
どうぞ入って下さい。」
「ここだな、感謝する!」

ほうきから降り、急ぎ足で中へと入っていった。
人混みをかきわけながら、薄い照明の点いた通路を
駆け抜けると、ひときわ明るい光で満たされた大広間に
たどり着いた。

そこはすでに人でごった返しており、
今年の新しいクイーンの登場をいまかいまかと
待ちわびる歓声や熱気で満たされていた。

慣れていない環境に押されかけた時、突然照明が
落ち、舞台に一筋の光が差す。リンドウがそこへ
目をやると驚愕の状況が繰り広げられる。

「皆様〜長らくお待たせ致しました!これより
新アストルティアクイーン戴冠式を執り行います!」

舞台で元気よくハキハキ喋り、司会を務める
ウェディの少女”ねる”の姿があった。

「ね、ねる!?なぜ、あんな所に!?」

リンドウが驚くさなか、舞台袖から嬉しそうな
表情を浮かべながら、ハミングして歩くウサみん。

そして後ろから、審査員長と思わしき白いヒゲを
蓄えた男とクイーンの証である王冠を大切そうに持つ
男性が付き添っていた。

「状況が飲み込めきれてないが、どうやらウサ子の夢の中か
楽しそうだな…このまま見守って…?」

続く
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