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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-05-22 08:34:00.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第82回~暗闇に潜むもの~」

蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーー本編ーー

突然の伝言で、納得の行かないライティアは
アスカに一生懸命なんとかならないかと続ける。
それを見かねたデブニが間に入り

「めちゃくちゃ言わないの。ライ子…あんた、
ずっと休んでないんでしょ?」

「それでも大丈夫だよ〜」
といった時、ふらっとする。咄嗟にアスカとデブニが
彼女の体を支え、持ち直す。

「…うん やっぱり休むべきね。」

「あれれ…?気力はあるのに…」

そのまま二人に連れられ、ベットに寝かされる。
「何か栄養のあるものとか必要なものを用意してきますね」
「頼むわ」

そう告げて、アスカは部屋を後にする。
「全く…自分の体調をしっかり把握出来てないなんて…」
「うーん…確かにさっきまで元気だったのにぃ…」

ライティアは、納得いかない感じだった。



その夜。

ヴェリナード城下町の見回りが行われていた。異常事態にこそ
巻き込まれたものの、そういった特殊な事情を除けば
時間はいつもどおりに流れ、日が紅く燃え、夜には
きらびやかな月も見れる。

その日は満月。月の光が、光源を必要としない程に
明るく光り輝いていた。静寂の中で、港の石垣に
打ち付ける水の音がその場所を支配していた。

「なぁーいつまで、こんな状況なんだ?」
「そう嘆くな…いま上層部も対策も練っているんだぞ」

二人のウェディの兵士がブツブツと会話しながら
明かりを携えて歩いていた。

「本来、俺たちクイーン・ヴェリーナの部隊に
配属されて、今頃は海に出ているはずなんだけどなー」

「ま、こんな事態になりゃ、延期にもなろうだろうよ」

「そうそう、上官達の話を小耳に挟んだんだけどよぉ、
今、諸島の外海…干からびてるとかなんとかって言う噂だぜ」

「嘘言うな…と言いたい所だが、今城下町を出入りする”真の太陽”っていう
古の戦士たちが出入りしているのを考えると、偽りと思えないんだよな…」

そんな話をしていると、二人の背後にザッザッと何かの影が迫って来る。
何かの気配を感じたのか一人が後ろを振り返った。

「ん?どうかしたか?」

「いや、今誰かが来てる気がしてな…」

何かを言った直後に、”ぬわっ!”とうめき声が上がる。驚いて
振り返ると、明かりが落ちて消え、先ほどまで会話をしていた
同僚が倒れていた。

「大丈夫か!?」
と、手に持っていた明かりを投げ捨てて、駆け寄る。
目立った怪我は無く、意識を失ってるといった状態だった。

「おい、起きろ!」
体を揺すり声をかけていると、今度はドサッと明かりが
届かない位置に、何かが降り立つ。暗闇の中で目が妖しく
黄色く光り、足音を立てながら迫っていく。

「な…何者だ!貴様!止まれっ!」
度重なる異常な状況の中でも、兵士としての責務を全うしようと
声を上げ、武器を構える。

しかし目の前の何かは、その言葉を聞き入れる事なく
ただただ迫っていくばかり、
「止まれっ!……こ、こっちに…」

風に吹かれ、明かりが消失する最後の瞬間
悲鳴をあげた兵士の目に鋭く光る何かが写った。



この夜を境に船着き場に加え、町の各所に警備に出る兵士達が
相次いで何者かの奇襲を受け、負傷する被害が多発した。

ある時には、4〜5人まとめて襲撃されるなど報告が
続々と上がってきた。

何らかの真実にたどり着き、事態を重く見た魔法戦士団は
ロスウィードを会議室に招集する事に

〜会議室〜

部屋には、突入作戦に冒険者を指揮する”ロスウィード”
招集をかけた魔法戦士団副団長”ユナティ”が

それぞれ会議室の大きな机を挟んで、対面していた。
「ロスウィード殿…突然、呼び立てて申し訳ない」

「別に気にしては無い。大体、察しはついている」

「それならば早い。例の件で我々が独自に調査を進めていた所
救援に駆けつける途中の兵士たちから、被害があった区画近くで
出歩いている者を見かけたと聞いたのだ」

ユナティが探りを入れるように話す。これに対し
いつもどおりの緩めの姿勢で

「ふむ、それで特徴は?」
「やや小柄な人間の少女で、黄色い衣類を身に着けていたと聞く」

少し記憶を巡らせるように思案したのち
「それに当てはまる者なら、こちらに居る”ライティア”殿くらいか?」

ロスウィードが淡々と告げると、ユナティは椅子から
立ち上がりまっすぐ見つめ、何の曇りもなく
「”ライティア”殿…こちらで身柄を預からせて頂いても良いか?」

真面目な彼女の言葉に、いつも共にいる副官の事を
思い出し、不敵な笑みを浮かべた。

続く
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