目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

アスカの冒険日誌

2020-05-30 08:56:00.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第83回~発覚~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

「その”ライティア”殿…こちらで身柄を預からせて頂いても良いか?」

真面目な彼女の言葉に、いつも共にいる副官の事を
思い出し、不敵な笑みを浮かべた。

「ロスウィード殿、何を笑って居られるのですか?」
目の前の彼女の顔が不機嫌になっているのを察知し、笑みをやめる

「いや、あまりにもストレートな事を言われてしまって、
驚いていたんだよ」
「この件は、冗談で済む問題ではないんですよ?」

まだユナティは、ムッとした顔を崩さずに話す。
そんな彼女を見て、ロスウィードは

「では、逆に聞く。そちらにライティア殿を受け渡したとして
その後、何が出来る?」

と、厳しい言葉を言い放つ。まだ正確に犯人の実態は
つかめていない。その状況下で行動を起こすのは危険とも
言える。それでも今この時に何もしないのはともユナティは
考えていた。

「まぁ、こちらに任せてくれ」
「な…何か策があるのですか?」
「”現状最大の作戦”…と言った所かな」

ロスウィードは、会議室の扉に向かって
”入ってきてくれ”と声をかける。ガチャリとその戸が
あけられ、中に入ってきた人物を見て

「あなたは…」
ユナティは入ってきた相手を見て
少し驚いた顔をするのと同時に目の前の人間が
やろうとする事が少し分かった気がした。



二人が会議をしたその翌日の夜。

度重なるヴェリナード軍の兵士たちの負傷により
夜の見回りも強化され、減ってしまった人員も
一部、突入部隊や戦士団の有志たちが集まって
協力して行われていた。

「ーという訳でだ。集まってくれた者たちには
感謝の意を示したい。」

冒険者達の前で、魔法戦士団の団長である
アーベルクが大きな声で話していた。

「見回る範囲については、衛兵団や我らは、重要区画を中心に
集まってくれた冒険者諸君には港なども含めた城の外周区を
見回って欲しい」

大まかな部分の指示が出された後、見回りにあたる
冒険者達に突入部隊で作成した試作の信号弾を打ち出す
機械が配られた。

その使い方を開発者の一人であるマージンから
レクチャーされたのち、夜の見回りが始まった。



時が経った頃、港沿いを一人で明かりを持ち歩く
小さな影あった。

「さて…今夜も来るかな?」
楽しみにするように、呟くのはデブニだった。
不穏な事を言っていても、彼女の感覚は鋭く
研ぎ澄まされており

(……どうやら、来たようね)

背後に不穏な気配を感じ取った。デブニはそのまま
振り返る事をせずに、近くの港の倉庫と倉庫の間の路地へと
走り込んでいった。

すると、それを追いかける黒い影があった。

(あの人の予想どおりね、一人で行動してる私を
追いかけてきてる)
デブニは感心するように、後ろに居る何かに
追いつかれないように路地の角を曲がり走り抜けていく。

しばらくして、デブニは四方をレンガ張りの壁で囲われた
広場へとたどり着いた。走るのをやめて、呼吸を整える。
たどり着いた所で、今まで追いかけてきた気配が消えた事を
察すると

「もう隠れなくても良いわよ?……ライ子」

と、自分の友達を読んだ。すると広場の出入り口あたりにある
木箱の影から、ライティアが姿を表した。

「あれれ?気がついていたのー?」
「…気付いてないと思ったの?私と競争で別れた後の事
まだ聞いてないけど…」
デブニは改めて、ライティアにこれまでの事を聞いた。

「別れた後の事ね…私は”大地の箱舟に乗って” デブニちゃんを
追いかけ…わぁ!?」

ある言葉を聞いた瞬間、デブニがライティアに向かって
掌底を打ち込む。突然の事だったが、スルリと回避し
攻撃は不発に終わる。

「あんた…”本物の”ライ子じゃないね?」

「何よ…突然攻撃して…危ないよ!」
ライティアは構える。

「ライ子…あんたがここにたどり着いてから
ずっと違和感があったの」

息を深く吸い、デブニは目の前に居るライティアを
鋭い眼光で見定める。
「…でも、その違和感の正体がようやく分かったわ!
あんたは”私が知ってるライ子”じゃない…!」

デブニがそう高らかに告げると
クスクスと肩を震わせながら笑い、やがて

「ハハハハハッ!…ヨクゾ見破ッタ!ソウダ、私は
ローガ!お前の知る者の体は乗っ取らせてもらった…!」

ライティアの目が、紫色で猫のように
瞳孔が縦になっていた

「アル”お方”の命を受け、貴様ら突入部隊とこの国を
壊滅に追イヤルタメにやってキタのだ。だが、正体が
見破られた以上、ココで始末させてもらうぞ!」

続く
いいね! 11 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる