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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-11-07 20:50:09.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第96回~会敵~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

ヴァース大山林の奥地で、”光の樹液”を
採取する事に成功した3人は、太陽がオレンジに
輝き始める頃に村へ帰り着いていた。

そのまま薬師の家へ行くと、そこでは
村長も待っており、樹液を持ち帰った3人を
出迎えてくれた。

「おお、お前たちの帰り…待っておったぞ」
薬師は嬉しそうに、樹液の入った容器をフツキから
受け取り、いくつもの瓶の近くへ置いた。

「薬師のおじ様…こちらは?」
マイカは、薬師の背中を追いながら、借りていた本を
腰のバックから取り出し確認する

「今日、まだ病に侵されていない若い連中に
井戸から汲んできてもらったんじゃ…で、これが
”ウェナールウォーター”じゃな?」
「はい…!確かにこれです!」

マイカと薬師が本を片手に話し始める。村長は
フツキとマージンを手招きで呼び寄せる。

「朝の話の続きじゃが、魔物の集団を見た若いのから
話が聞けてな…どうやらこの村から南の平原へ…
”巨大な”アサシンエミューに似た魔物が
数十匹のエミューを連れて走り去ったと聞けたぞ」

「それだ…!ソイツから”しっぽ”を取る事が出来れば…」

「だが、今もその平原に居るかは分からないそうじゃ
行ってみるまではおそらく分からぬ。」

「今日中にある程度の生息域くらいは特定したいが…」

フツキは話すが…家の窓から外を見ると既に
暗くなり始めていた。そんな彼を見かねてか

「今は…俺たち居る世界は違うんだ。夜がどんな状況に
なるのか検討がつかないんだぞ?」

マージンは引き止めるが

「…せめて”薬草”だけでも採取に…」

フツキは一人で、手近なカゴを探して拾い、
薬師の家を出ていこうする。すると村長が

「薬草の事なら、大丈夫ですじゃ…フツキ殿。あそこに
少ないが、なんとかまだ動ける者たちで
今日の分の採取はやっておいたぞ」

指をさす先には、薬草が入ったカゴがおかれていた。
マージンはそれを見ると

「じゃあ…俺たちに出来ることは、明日に備えて
休むことだな。……マイカさん、俺たちは先に戻ってる」

と声をかけたのち、フツキの肩に手を乗せて連れていき、
薬師の家を後にしていった。マイカも薬師と

しっぽがどれくらいの位置から必要か?など
明日のために議論をつめていった。



翌朝。3人は太陽が登る前に、村を発ち
村長の話にあった南の平原へとやってきていた。

小高い丘を登り、周りを見渡す。昨日歩いた
山林とはうってかわり、海に近いこともあってか
ほんのり潮の香りが風に混ざってくる。

ついこないだここを壁のように追う紫の煙と
大量の紫色に光る目の魔物に追われていた場所とは
思えないほどだった。

「さて…どこから探しましょうかねぇ」
「探すのは任せてくれ」

マージンは荷物を下ろし、フツキは、
懐から望遠鏡を取り出し周辺を探す。

「私は、空から探してきます!」

マイカはホウキに乗り、飛び去っていった。



陽が徐々に平原を照らし始め、明るくなりだした
動物たちもその暖かさに活動を開始し、鳥たちが
空を飛ぶマイカの目に飛び込むようになった。

「あれは…」

上空から見下ろした先に、ホイミスライム達を
囲い、集団でイジめているアサシンエミューの姿が映る。
クチバシ突っついたりやしっぽをちらつかせて威圧
していた。

ホイミスライム達も逆らえば、どうなるのか
分かっており、怯えながら小さく丸まっていた。

「酷い…か弱いホイミスライム達を…あんな風に…!」

マイカはそのまま降下し、集団で囲うエミュー達の近くに
降り立った。

「やめなさい!」

と大きな第一声を放つ。突然の大声にエミュー達の
視線がマイカに向かう。注意が逸れたのが分かったのか
ホイミスライム達は一気に周りに散っていく。

キシャー!と鳥特有の高い鳴き声を放ち、威嚇すると
間髪入れずにドタドタとエミュー達はマイカに向かって、
駆け出し、襲いかかってくる。

マイカは迎え撃たんと、杖をクルクルと回し
両手に炎の力を集め、突き出すような構えを取り、

「二重詠唱・炎壁呪文(ツヴァイファハ・ベギラマ)!!」

左右の手から同時に高温の炎が吹き出し、
飛びかかろうとしたエミューの何体かが、
その炎に包まれる。

「私一人だけなら…勝てると思っ………!」

マイカが何か言おうとした時、何かの気配を
察知し上空を見上げる。そして
目に写ったものにマイカは驚愕する。

【彼女よりも何倍も大きな体を持つ
アサシンエミュー】がそこに…。

続く
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