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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-12-05 21:30:37.0 2020-12-06 08:15:13.0テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第99回~反撃【ターン】~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

「さて…こっからは俺達の反撃だッ!」

グレネードは、ゴツン!と迫ってくるエミューの頭に当たると、
球体が爆ぜ、中から激しい閃光と鼓膜を裂くような高音が鳴り響いた。

突撃してきたエミュー達は、それに驚き、目を回し、足取りも
おぼつかなくなり、よろよろと動きが一気に鈍くなる。
「よし…!俺は右の二匹を片付ける!」「了解…!残りは任せろ…!」

マージンは、駆け出しながらナイフを取り出し
エミューの1匹に向かって飛びつき、逆手に持ち替えて
首を軽く斬りつけた。
「”フッキー特性の麻酔薬”を塗ったナイフだ。
気持ちよく眠れよ?」

そう言い放ち、エミューから離れると静かにバタリと倒れ
フツキが初めにやったように眠りについた。

マージンがフツキの方へ目をやると、自分と同じタイミングで
1匹を制圧する事に成功していた。

アイコンタクトを送り合い、続けて残りの
2匹へ行こうとした時、ボスエミューが
真っ白な光を集めて、手下に向けて撃ちはなっていた

「おい!…まさか…!」
「”プラズマリムーバー”だ!急げっ!マージン!」

とボスエミューの想定外の行動に驚き、
急いで制圧にかかろうしたが、しかし間に合わず
スタングレネードで怯んでいたエミュー2匹に光が
降りかかり、立ち直ってしまう。

一瞬キョロキョロと辺りを見回した後、
近くに居た二人を睨む。

「く…!もう少しで数を減らせると思ったのにな…!」
「大丈夫だ。まだ俺たちには、強化呪文の効果が残ってる…!」

そうフツキがつぶやいた時、エミュー2匹の体が
赤く光を帯びた。二人はその後ろに居ると思われる
ボスエミューからニタァと邪悪な笑みを浮かべている…
気がする雰囲気を感じ取った。

「はは…なるほど…」

マージンは口元を少しだけあげ、わずかに笑みを浮かべる。

「マージン…?何が分かったんだ…?」

「あのボスは…”学習している”な…」

「学んでいる?…魔物がか?」

「あぁ…そうじゃなければ、手下のこいつらがこんな
国の軍隊じみた動きが出来たり、ボスが呪文なんて扱えないだろうよ」

マージンの考察と感じ取れた相手の雰囲気から、フツキもどこか
納得する。自分たちが相手をしているのは、単に頭が良い
ボス魔物ではない。冒険者のように考え、行動する思考を
持つのだと…。

「フッキー!来るぞ!」

思考にふけった間を吹き飛ばすように、マージンの言葉が
飛ぶと同時にエミュー2匹が襲いかかってくる。
迎え討とうとした時に、重なるようにもう2匹のエミューが
上から飛びかかってきていた。

「いつの間に…!?」

フツキは驚く。走って襲おうとしている
エミュー達と飛び跳ね尾をしならせて毒針を
刺そうとしているエミュー達の
波状攻撃が展開されていた。

片方を退けたとしても、もう片方を
かわすことが出来ない。

「避けきれ… !」

「二重詠唱・火球呪文(ツヴァイファハ・メラミ)!」

二人の後ろから二つの大きな火球が上から
飛びかかろうとするエミュー達に撃ち込まれ、
爆炎の衝撃で2匹ともボスの方へ吹き飛んでいった。

「今です!」
マイカの言葉が響き、光明を見失いかけていた二人は
覚悟を決め、攻撃しようとしていたエミューの攻撃を
かわした上で、それぞれその体に取り付き

マージンは首の所へ一気に登り、左腕を引っ掛けた後に
それを起点に右手を力強く首を左に押し込む。

ゴキッ!と、エミューの首から鈍い音を鳴り、
前のめりに転びながら意識を失い、昏倒した。

フツキは、エミューにそのまま乗馬の要領で乗ると
腰のポーチからアンカーに使うワイヤーを引き伸ばし、
それを大きく拡げ操り、エミューの両足へ絡むように
引っ掛けた。

脚力が発達したエミューの力強く踏みしめられる足に
フツキは腕を一瞬持っていかれそうになるが、強撃呪文で
強化された腕力を活かして引っ張り上げる。

エミューは不意に違う方向への力に、びっくり
する間もなく、姿勢が崩れる。

フツキはそれを見計らい、ワイヤーを外し
引き戻し離れると、エミューは玉のように
コロコロと丸まって転がり、岩場の壁にガン!と
ぶつかり、気を失った。

「クリア」

フツキは言い、状況を見ていたマージンも
サムズアップして返した。



3人が戦っている場所から少し離れた所
木々の中の陰に隠れ、戦況を伺う
黒いローブに身を包む大男が居た。

「やはり、元は弱き魔物か…」

そう呟くと、腕を振り上げ、ボスエミューに
向けるとその手から紫のモヤが吹き出した。

続く
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