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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-03-06 21:14:02.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第109回~青き者の恩返し~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。
 
ー本編ー
 
ボスアサシンエミューが暴れた影響か、見渡す限りでも
家屋のいくつかが潰れており、フツキ達が駆けつける前に
かなり被害を受けている事が伺えた。
その状況を見ながら、生きている事を信じ
 
「おーい!無事かッ!!返事をしてくれー!」

「村で暴れていた怪物は、俺たちが退治した!出てきてくれ!」

「病を治癒するための材料…手に入れました!!」
 
そうして大声で語り掛けていると、朝発った村長の家の方から
 
「おーい!ここじゃ!」
 
声をあげて手をふりながら薬師とその後ろでは村長が
出迎えてくれた。そこは村長の家があり、周辺を含めたの家屋は
奇跡的に壊されておらず無事だった。
 
三人が駆け寄ると、その後ろからホイミスライムが
数匹飛び出してきた。
「何ッ!?」
フツキがマージンを守るように前に出て、戦闘態勢をとる
 
「おっと、待ちなされ…この子たちは、
ワシらをあの暴れていた化け物から守ってくれたのじゃよ」
と、村長がフツキを制止する。
 
「…どういう事だ?」
フツキが首をかしげていると
 
「ああ!?この子たち、あのボスの手下たちに
いじめられていた子たちです!」
マイカが驚いたように、ホイミスライム達を指さした。
すると、ホイミスライム達も嬉しそうな表情を見せて、

ふわふわとマイカの方に行き握手を求めたり、
周りで踊ったりし始める。
 
「…キミかね?…仲間たちを助けてくれたのは…」
と、さらに村長と薬師の後ろから他のホイミスライムよりも
ふたまわり程大きく、頭には王冠、無数の触腕のそれぞれに
きらびやかなアクセサリーを身に着けたホイミスライムが姿を現した。
 
「お…大きい…!」「あ…あれも“ホイミスライム“なのか?」
フツキとマージンが驚いていると、戯れていたマイカから
 
「…本で見た事あります…ホイミスライム達を取りまとめる
“王様”と呼ばれる魔物を。かの伝記では人間たちと
冒険したホイミスライムと並び、伝説として語り継がれる存在
“キングホイミスライム”です」
 
「これは、ご紹介感謝する。我は“ホイミン王”、
今はこの辺りを住処にしていて平和に暮らしていた者だ。
…ここの所“あいつら”の蛮行には飽き飽きしておったよ。
仲間たちもよく襲われては傷だらけになって
帰ってくる者を多くて大変だったよ」
 
「なるほどな…マイカさんは、その時に助けに入った訳か…」
「そうだ、仲間たちからまた襲われてと聞いてな…」
 
ホイミン王が腕を上にあげると、ふわふわと周りから
またホイミスライムが集まってくる。
「またあつま…」
「おい…あのホイミスライム達の触腕…“太くないか”?」
 
「そのとおーり…!ここに来る前、
“じゅれっと”という町にいた“やーん”と
いう者に武術の手ほどきを受けた事があってな、
その我が鍛え上げた“武闘”を極めた者たちだ!」

ホイミン王が誇らしげにすると、鍛え上げられた
ホイミスライム達もマッスルポーズをとった。

「………おほん、とにかくじゃ…この子たちが病人を運んだり、
住民の避難誘導を手伝ってくれたおかげでワシらは助かった訳じゃ…」
 
「あいつらと戦うために鍛えた者たちではあったが、
血を流さずに命を救う形になってよかったと思うぞ」

「……何はともあれだ、素材を早く持ち込んで薬を作り始めよう!」
「そうですね!」
「うむ。もう既に、霊薬を作る準備は出来ておる、
あとはその尻尾だけじゃ。」
尻尾を駆け足で薬師の家へと運んでいく。



運び込まれたのち、霊薬は薬師・フツキ・マイカの三人で
調合することになった。
 
完成するまでの間に、マージンはホイミン王と共に、
崩れた家屋から村人を救出したり、けが人の手当てを
手助けしたりしていた。

「なぁ…ホイミスライムといえば、回復のスペシャリストだが…
この村で流行っていた病も治癒は出来なかったのか?」

「…うむぅ、それはしようとしたが…“治せなかった”。
我も仲間達を連れ“あすとるてぃあ”の各地を放浪していたが、
あの様な病は初めてだ。…傷ならともかく、我らにも治せぬもの
あったという事だ…」

「おっと…手助けしてくれたのに…変な事を聞いたな…すまない」

「いや、良い。またこれで見聞が広がったという訳だ。
しかし我が種族も全く無力でもないぞ?……伝え聞く所によると、
“れんだーしあ”という島にある国“あらはぎーろ”には
傷や…どんな病もを治せるという同族もいると聞いた事があるぞ」
 
「ほぅ…そんなのも居るんだな…。」
マージンは関心したのだった。

続く
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