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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-06-26 20:52:45.0 テーマ:その他

とある太陰の外伝②「運命を超えて」その4

これは蒼天のソウラの二次創作になります。
執筆者の独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が
苦手な方は注意が必要です。それでも良い方は進んでください。
 
ー本編ー
 
「会いたくなかったよ…君に…」
 
「貴様は私がここで討ち果たす!!」
 
「では…そうはいかないとだけ言っておこう…!」
 
イシュラースが剣を抜きながら返事を返すと、
アスキスとゼタが同時に他の兵士たちをなぎ倒しながら、
攻めて来た。
 
「セリカ!副団長殿は僕が受け持つ!彼の方を…!」
 
「承知しました!シュナ君、私と一緒に!」
 
「は、はい!」
 
ゼタは激しい気迫で、周りの敵と認識するものを
全て弾き飛ばしながら猛烈な勢いで突き進む。
 
「オレの道を阻むなッ!お前達に用は無いッ!!」
 
うめき声をあげ、吹き飛ばされていく兵士たちの合間を縫って
ゼタの元へ風を纏った独楽がいくつも撃ち込まれる。
 
「ここから先には行かせない!!」
 
シュナが次に放つ独楽を構えて言い放つ。

子供が遊んでいるのかと一瞬戸惑ったが、それが
自身の妨害をする目的で放たれているものとすぐに看破し、
棍を振り回し、全て叩き落とす。
 
「イシュラースを討つ邪魔立てをするのであれば、例え
子供でも容赦はしない!!」
 
そのままゼタは、攻撃を放ったであろうシュナの
位置をすぐに悟り、そこに向かって一瞬で駆け出す。
 
「こっちの位置を悟った!?…はやす…!」
 
シュナが感じ取った時には、ゼタが目の前にまで
来ており、棍で叩き飛ばされる寸前だった。
 
 
しかし
 
 
後ろからセリカが間に飛び込み、ゼタの棍を鮮やかに
受け流しシュナへの攻撃を防いだ。
 
「シュナ君、大丈夫!?」
 
「あ、ありがとうございます!」
 
「……また貴様か!…何度も邪魔をするな!!」
 
 

 
「やはり…並大抵の者では、君は止められないようだね。
”副団長殿”。」
 
イシュラースとアスキスの周りには、協力体制を敷く
ヴェリナード兵と太陰の一族の兵士たちが入り乱れるように
倒れていた。
 
「一つ聞きたい。君は今、どうしてこちらに居るんだい?」
 
そう問うと、アスキスはシャクラがイシュラースや他の魔族たちの立場の
保証をしようとしている事やそれが元で裏切り者としての汚名を着せられて
しまう事が許せずに、シャクラに気付かれないようにヴェリナード王国と
掛け合い、軍を率いて攻めてきたと言う。
 
(なるほど…そういう事か、あの時と状況は異なっているが…
彼女とこのまま戦い始めれば…どうなる…)
 
イシュラースが考え込んでいると、痺れをきらしたのかアスキスが
両腕を突き出しそこから爆発呪文で収束された光が刺さるように飛び
出して来る。
 
イシュラースは咄嗟に黒衣のマントを翻し、打ち込んできた光を
屈折させて、違う方向へ流し、突き抜けた先で爆発が起こった。
 
「やめたまえ、副団長殿。今の“状況”で戦っても、何の意味も成さない…!!」
 
「意味の分からない事を言うな!…今、ここでお前を倒さなければ…師匠は
行ってしまう!」
 
自分もいま自分を倒そうと戦う相手も、この後どうなるか分かっている
イシュラースは、必死に説得を試みながらアスキスの攻撃をかわし続ける。
 

 
その時、前線でヴェリナード兵士たちを制圧していたマリクは
後方を確認すると、イシュラースとアスキスが戦っている姿を見る。
 
「父上…!」
 
「殿下…!どちらへ!?」
 
「ここは任せる!」
 
と兵士の制止を振り切り、戦場を戻るように
イシュラースの元へ駆け出していった。



(なぜ、魔公王は反撃せずに、こちらの攻撃をかわし続ける…?
何かの罠?策略?…だが、ここ魔公王で倒せば…師匠も!)
 
アスキスは、イシュラースが回避に徹し、自分に向かって説得を
続ける事に違和感を覚え始めていた。
 
「父上ッ…!」
 
二人の戦いの場に、マリクがやってくる。
 
「マリク!?」
 
「援軍かっ…!」
 
その時、空がひときわ明るくなりだした。肌が焼けるように
暑さを感じる。ヴェリナード兵も太陰の一族の兵も、皆一様に
攻撃の手を止め、空を見上げる。
 
それはゼタと戦っていたセリカやシュナも同じだった。
 
「あれは…一体なんですか!?」
 
シュナは初めてみる地獄の業火の如く
激しく燃える球体“レイダメテス”を見て、驚愕した。

続く
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