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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-07-03 21:14:22.0 テーマ:その他

とある太陰の外伝②「運命を超えて」その5

これは蒼天のソウラの二次創作になります。
執筆者の独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が
苦手な方は注意が必要です。それでも良い方は進んでください。
 
ー本編ー

「あれはいったい…なんですか!?」
 
シュナは初めてみる地獄の業火の如く激しく燃える球体
“レイダメテス”を見て、驚愕した。しかし、セリカは
球体の軌道を見て、これから起こりうる”悲劇”の光景が
脳裏を駆け巡る。

 
「……!!陛下っ!!」
 
突然ゼタを背にその場で狛犬にすぐさま転身し、
イシュラースのいる方へ全力疾走で向かっていく。
 
「セリカさん!?」
 
「なにィ!?…どこへ行く!?」
 
ゼタもセリカを追いかけようとした時
 
「・・・お前は先に行かせねぇよっ!!」

 ハンマーのように形作られた巨大な岩が、ゼタに振り下ろされる。
既に殺気を感じ取っていたゼタは身をひねり、攻撃を回避する。
 
「ゴオウ様!?」
 
「いけい!シュナ!…セリカを追うのだ!」
 
「ライセン様も!?・・・海上はもう良いのですか!?」
 
「案ずるな…もう既に奴らの主力の艦隊は、落としてある。
・・・とにかく早く行け!」
 
「は、はい!」
 
シュナも、狛犬に転身したのちセリカの後を追いかけた。




突然現れたーー“レイダメテス”
 

しかしその軌道は、真っすぐでなければ徐々に高度も落としていた。
そして古の時代に数多の命を奪い続けた偽りの太陽は突然、大爆発を
引き起こした。

それを目の当たりにしたイシュラースは、事態を…
自身に降りかかる運命そして

そんな絶望的な状況下にも関わらず、近くには
自分の息子たるマリクも居り、”あの時より”も
何もかもが最悪であることも悟ってしまった。
 
「陛下ぁぁ!!…今すぐ、この場からお逃げください!!」
必死の形相を浮かべながら走ってくるセリカと
それを追うシュナもいた。
 
「セリカ!キミまで来てしまっては…!」
 
「ほのお…今までたくさんの人たちの命を奪った…」
 
アスキスが呟いた。その視線は、イシュラース達ではなく
大爆発し砕けたレイダメテスから降り注ぐ炎に向けられており、
 
「“レイダメテスの炎”…!…あれならば、魔公王…お前を
“焼き尽くす事”が出来る…!」
 
「父上!…ここは!」
突如として放たれたアスキスの異様なまでの執念を感じ取った
マリクはイシュラースの前に出て守るように、剣を構える。
 
「いけないマリク…!セリカやシュナ君を連れて
今すぐ逃げるんだ!…彼女の近くに居ては…!」
 
そう言った時には、アスキスは自身の足元に呪文で炎を撃ち出し、
その炎の上昇気流で高く舞い上がった。
 
「くぅぅ…ここまでか…!」
 
イシュラースは、黒衣のマントを翻し、その暗黒の空間から
魂まで凍てつくような冷気を纏った恐ろしき大魔王の影を呼び出した。





「団長!急いで!!」

「わかっちょる!…しかしなぜ、そんなに急がせるのじゃけ?」

と、ダイキリンに乗り離宮に向かって駆け抜けるシャクラと
ソウラの姿があった。

「それは…その、何ていうか…副団長が…なんていうか…!」

RPGでの経験から全てを知っているソウラだったが、
どう話を切り出せば良いのか分からなくなっていた。

そうこうしていると、周りが段々を暑くなっていた。

二人が空を見上げると、そこには不規則な軌道で堕ちてゆく
レイダメテスがあった。

「あれは…!?」

「なぜ、こんな所を飛んでおるんじゃ…!?」

すると、シャクラはさらにその下に飛び上がった人物を
見つけた。それは今、まさに命をなげうとうとするアスキスだった。

「”あの子”が…なぜ…… んぐっ!……なんじゃ!?これは…!」

シャクラは突然、頭を押さえる。

「お主、大丈夫か!?」

ダイキリンとソウラは一瞬よろめいた
シャクラが落ちないようにバランスを取った。

「団長…!…どうしたんだ…!?」

「あぁ…大丈夫じゃ…!」

シャクラは何事もなかったように持ち直し、
まっすぐ前を見据えると

「…ダイキリン殿!頼みたい事があるんじゃが…!」

「なんだ?」

「今から全力で走ってくれんかね!そこに
”助けなくてはいけない子”がおるんじゃ!」

シャクラが指差し、ダイキリンはそちらを見る。
そしてその意図を汲んだのか、突然早足で駆け出す。

「承知した!だが…少々荒い走りになる!
 …二人とも振り落とされるなよ!」

続く
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