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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2022-11-13 17:43:14.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』第2話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あなたね!」

「…!…なぜ、分かった!?」

そのやり取りにアスカと暗殺者の近くで踊っていた
要人たちもダンスを止める。マルチナと話す相手が誰か?
や様子を察しようとするささやきが聞こえ始める。

暗殺者は起こるはずもない殺害対象からの第一声に
驚きを隠せずにいた。しかしそれはマイカも同じで、
自分の言った事と全く真逆の行動を取る姉の行動に
驚き急いで通信する。

《お姉ちゃんー!わざわざ見つかりに行ってどうするの!》

《見つかりに…?って、マイカが”私に行け”って言ったんじゃないの?》
 
《違うよー!私は”そのまま踊って、待ってて”言ったのー!》

と、一人でガヤガヤ話し続けるアスカ。暗殺者はその状況に
目の前の人物が偽物であることを悟った。

「…お前、まさか!エスコーダ商会の”マルチナ”じゃないな!」

と、暗殺者が言い放つと、踵を返して颯爽と駆け出した。

「しまった!」

アスカはマイカとの通信を打ち切り、暗殺者を追いかけようと
するが、パーティー用のドレスで着飾った影響で、
いつものように走れず、突き放されてしまう。

「これ、まずいかも…!」 

マイカも通信が切られた事を察して、リングピアスで
何かを操作するよう触りながら、人混みをかわして暗殺者を追う。



パーティー会場の外の廊下。各国の兵士達やこの日のための
護衛として雇われた冒険者などが、警備で歩き回っていた。

その廊下のある一角。壁にもたれかかり、腕組みをして
真剣な面持ちで周囲を伺うリルカの姿があった。暗殺者か
見極めるためと、その目からは殺気が漏れ出していた

廊下を歩き通り過ぎる者はそんな彼女の顔を見て
怖がる素振りを見せたり、睨み返したりしていた。

「…そんな怖い顔で警戒していると、第一印象が
良くないぞ?」

「……!ロスウィード大佐、申し訳ありません…!」

ロスウィードが、リルカに声をかけてきた。

「ここには、ヴェリナード軍の兵士の一員として
来ている事を忘れるなよ?」

「は、はい!わかっており…」

と、何かを言おうとした時。リルカのピアスに、
マイカからの通信が届く。

《リルカお姉ちゃん…!暗殺者を見つけられたんだけど…
 替え玉作戦失敗!…追いかけてる!》

《なんだって!?今どういう状況なんだ!》

《わかんな…!とに…く!今、…場出…下を……走…てる!
 お姉ちゃんも…お、って!》

(なんだ?…声が聞き取れないな!でも、急がないと…か!
”下に向かってる”って言っていたか…)
 
「!…急にどこへ向かうんだ?」

「”替え玉作戦が失敗に終わった”と今、
 妹から連絡が来た!どうやら対象は”下に”むか…!」

行き先を言うとした時、近くの兵士たちが大声をあげる。
二人がその方に目をやると、暗殺者が船の窓ガラスを割り
外へ飛び出す瞬間だった。

その直後に、上部甲板に逃げた事が兵士の間で
やりとりされる言葉も伝わってきていた。

「……マイカぁ…!言ってる内容が違うじゃないかッ…!」

「戦闘準備だ!急いで上に向かうぞ!」



暗殺者が見つかってから、時をおかずにそれまで
どこに潜んでいたか予測がつかない規模の魔物たちが
船の各所に出現しはじめており、警備に付いていた
兵士や傭兵冒険者達はその討伐にてんやわんやとなっていた。

船内の異常を知らされた船長も、即時の判断で
予定進路を変更し手近な港へと舵をとる。

「この規模、暗殺が失敗した時の代案でかなり前から
仕込まれていた可能性があるな…!」

「確かに数が多すぎる!」

ロスウィードとリルカは、魔物たちを
蹴散らしながら上部甲板に登った暗殺者を探す。

「ロスウィード!リルカお姉ちゃん!」

と、アスカの声がする。二人が振り返ると、
そこにはマイカの姿もあった。しかしアスカは
ドレス姿のままで、手にはレイピアが握られていた。
ロスウィードはその姿に驚く。

「待て、どうしてドレス姿のまま来た…!?」

「それが…着替えを置いていた部屋を魔物に
 襲撃されてしまって武器を回収するのに手一杯でした…!」 

その瞬間、待っていたかのように魔物たちが
突然、四方八方から飛び出し5人の逃げ道を塞いだ。

「囲まれたか…!」

続く
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