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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2022-11-21 21:53:24.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』第3話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「囲まれた!」
周りを飛び出してきた魔物たちで、囲まれてしまったアスカ達。
「ロスウィード…!これは…!」

焦りを見せながらも今にも飛び出しそうな彼女を見て、
ロスウィードは戦う準備が万全ではないアスカの安全を
優先する事を考え動こうとした時

「味方が囲まれているぞ!!…援護に入れッーー!」
兵士たちがなだれ込むようにやって来る。魔物たちも
アスカたちの方を無視し、そちらで戦闘を始める。

場が混乱し始めるのを待っていたのか、物陰に隠れていた
”黒衣の暗殺者”が飛び出し、再び走り抜けていく。

「…!見つけました!待ちなさいッ!!」
と、アスカが見逃さずに暗殺者の背中を追いかけていく。
ロスウィードは制止しようと声を上げるが、アスカの耳には届かず
そのまま行ってしまった。

「リルカ!マイカ!…あのままでは、どうなるか分からない!
こちらはなんとかする!追いかけてくれ!」

「わかりました!」

「急げ!マイカ!」

駆け抜ける二人の姿を見届けると、ロスウィードは戦っている
兵士たちの中に飛び込み、指揮を執っていった。



混沌を極め始めた船上での戦い。暗殺者の背中を追い続けたアスカは
グランドタイタス号の後部甲板へとたどり着いていた。

「追い詰めました!…逃しませんよ!」

「偽物のクセにしつこい…!これじゃ、探せないじゃないか!」

暗殺者は苦虫を噛み潰すように返しつつ、若干
怒りの感情も現れていた。

「あなたを捕らえる事が、私の任務!
大人しく捕まりなさい!」

アスカが距離を詰めようとした時、何かを悟ったように
暗殺者は舌打ちをし、指を鳴らした。

「何を…!?」

音に呼ばれたのか甲板にも居た魔物が、後部デッキに
姿を現し、アスカを取り囲んだ。

「くっ…また!」

「そこの魔物たちと遊んでいてね。それと……
”お前の顔、覚えたからな”?」

と、暗殺者が再び逃げ出そうとした時

「お姉ちゃん伏せて!……”メラストーム”ッ!」

連続で打ち込まれた火球が、アスカを取り囲んでいた
魔物たちを蹴散らしていく。

「アスカ!無事か…!?」
「ありがとう…大丈夫!」

リルカとマイカが合流する。それを見た暗殺者は
ますますイライラした表情を浮かべつつも、口笛を吹き
黒いモーモンたちを呼び寄せる。モーモンたちの手には
ブランコのようなイスが持たれており、暗殺者は
飛び乗り、去っていった。

「待てッ!」
三人は追おうとするものの、残った魔物たちによって
行く手を阻まれてしまう。

「このままじゃ…逃げられる!」

「お姉ちゃん達、ここお願い!」

マイカは、ほうきをその場に召喚し飛び乗りながら
暗殺者の背中を追いかけて行く。

「あっ…!こら、先走るなッ!」
リルカの制止も届かない。
「マイカ一人じゃ、危ないよ!」
「あの状況じゃ焦る!…戻るように呼びかける」

と、リルカが通信を試みようとするが残っていた
魔物たちが余計な事をさせまいと攻勢を強める。

『ま…ず…いか…!(待てッ!ずっと追いかけるつもりか…!)』
またしてもおかしな通信が行われ、歪んだ内容がマイカの耳に届く。
最悪の状況がよぎったマイカは暗殺者の追跡を諦め、置いていった
姉たちの方を向く。

「お姉ちゃん達…!?…ま、まさか!」
マイカのその目に写ったのは、まさにいま数でおしつぶされて
いる…ように見える光景だった。

「いけないっ!…”スペルブースト”!”集まれ、火球”!!」
杖を振り上げたマイカの周りに、火球がいくつも集まってくる。
炎の赤い光は、魔物の対処が出来ていた姉たちにも見えていた。

「えっ!マイカ?……何してるのッ!?」
「今のが…どう聞こえたんだ!?」
『…大丈夫…!や…るんだ!(違うッ!マイカ!こっちは大丈夫だ!やめるんだ!)』

と、再度通信するもののマイカの耳には全く違うように
届いてしまい、容赦なく撃ち出そうとしはじめる

「ダメだッ!…アスカ!とにかく逃げるぞッ!!」
リルカはアスカを抱えて、魔物たちの妨害を振り切り
一目散に全力で逃げ出した。

「メラゾビームーー!!」
二人が逃走した事も確認せずに、炎の熱線が後部デッキへ打ち込まれ
敵と船を破壊するように大きな爆発を引き起こし、グランドタイタス号は
その衝撃に大きく揺れたのだった。

続く
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