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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2023-01-22 20:44:03.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第7話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

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【ヴェリナード軍兵舎】

太陽が落ちつつある夕暮れ時。ヴェリナード軍の兵士たちが
住む白亜の石造りで作られたその兵舎の一室。その窓際には、
フヨフヨと郵便カバンを携えたドラキー”チャンキー”が、
マイカとじゃれつくように遊んで飛んでいた。

部屋の中では、リルカがお土産の箱らしきものをラッピングしつつ
その隣でアスカが読み上げている言葉に耳を傾けていた。

「……と、こんな感じに手紙をまとめてみたけど、どうかな?」
「うん!凄く良いよ♪アスカお姉ちゃん、内容をまとめるの
本当に上手だよ!」
「あぁ、それで良いんじゃないかな♪…よし、こっちも終わった!」

立ち上がると小さな手提げ袋を持ってリルカは、チャンキーの元へ
行く。
「おーい、チャンキーこっちこ〜い♪」
おいでおいでするように手招きして、呼び寄せるとリルカは
腕の中に抱いて、飛ぶ妨げにならないか慎重に確認しながら、
袋をかける

「飛べるか?」
聞き、腕から飛び上がらせると一瞬に態勢を崩すが、強く羽を
パタパタ羽ばたかすと問題がないのか、部屋を一周するように
元気よく飛び回った。

「大丈夫なようだな」
そういうと、マイカが手を差し出しているのを見つけ
チャンキーはそこへふわふわと乗っかると、そのまま抱き寄せられ
マイカに優しく頭を撫でられる。

「チャンキー、今回のお養母さんへの手紙とお土産ヨロシクね♪」

言われると、誇らしげな表情を浮かべ「任せて!」と
訴えかけるようなキリッとした目で返した。

「こら、チャンキー!マイカに甘えないのー!」
抱きかかえられていたチャンキーを、マイカの腕から
取り上げるようにアスカが連れて行く。

それにちょっとほっぺを膨らませて
「もうアスカお姉ちゃんは、厳しいんだから」
「この子には、これから手紙と荷物を無事に届けて貰わないと
いけないんだから、体力使わしたら駄目でしょ」
「そうだぞ、あたし達のドラキーは二匹ともここの所の
伝書の郵送の繰り返しでバテてしまったんだから、
チャンキーが頼りなんだぞ」

そうリルカになだめられるとマイカも膨らませていたほっぺを
元に戻す。アスカはチャンキーのカバンに、丁寧に手紙を入れると

「よし…!チャンキー!私達の故郷”バンデクス島”のマーテお養母さんの
手紙と荷物を届けてね!」

気合を込めて言い、それに答えるようにチャンキーも小さな翼で
シュッと敬礼を返し、パタパタと力強く飛び上がり夕焼けの空へ
大切なものと共に旅立っていった。

「疲れたら、しっかり休憩もしてねー!」

「さぁて〜これで後はあたし達が、帰るだけだな」

「それじゃあ早く寝ましょ♪」

「明日朝一番の大地の箱舟に乗って、ジュレットへ行こう!」



同刻のある海中の地下洞窟。わずかな明るさはあるものの
湿った空気が流れ、ジメジメしている壁や床。天井からは
ポタポタと水が滴る音も聞こえる。そこをペタペタとブーツを
踏み鳴らしながら黒いローブを着た者が二人がゆっくりと歩いていた。

しばらくすると、洞窟内が段々と明るくなり二人は
天井が円形に開かれた広場へとたどり着いた。そこには
いくつもの燭台が円形に並べられており、中心には
グランドタイタス号を襲った暗殺者の姿があった。

「おかえり…何か掴めたか?」

「ヴェリなんとかのグンって言う所に”アイツら”居たね。
これから何するか盗み聞きして来たけど、自分たちの
”故郷”って言う所へ帰るみたい」

「ふぅ〜ん…で、その故郷はどこ?」

「届け物をするアイツのペットの背中を、
手下に付けさせて…ほら、今帰ってきたよ」

暗がりで色まではハッキリしないが小さな羽の魔物らしき影が
やってきて、ゴニョゴニョと何かを伝える。

「アイツらの故郷は”バンデクス島”…って言う所らしいね。
猫魔族どもが集団で住んでる島のさらに南の島だ…小さいが
人がいっぱい住んでるらしいね」

それを聞くと、暗殺者はクスッと笑った後に

「へぇ〜じゃあ、ソコ…”私たち”で征服…しちゃう?」

「いいね!…もう”船を襲って遊ぶ”の飽きてきたから
丁度いいよ!」

「そもそもこっちに来たのは、こんな生活をするためじゃ
じゃなかったもんな」

「決まりね…。それじゃあ、ちょっと”援軍”にも声をかけて
派手にやりましょうかー♪……ねぇ?お前達。」

暗殺者が後ろを振り返って、声をかけると暗がりの中に
無数の怪しい光が大量に光を放った。その直後、全てを
あざ笑うかのような声が洞くつの隅々まで響き渡っていった
のだった。

〜続く〜
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