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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2023-07-17 20:15:18.0 2023-07-23 11:59:36.0テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第17話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

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懐かしさを喜ぶ暖かな談話と蠢く闇深い野望が
交差した夜は静かに明けた。

ウェナ諸島南の海中。朝日に照らされているであろう海上とは
真逆の暗い海中を悠々とまるで泳ぐように進む1隻の潜水艦があった。

それは”レヴィヤット”。太陰の一族との戦いで、傷ついた船体を
先の激しい戦いの中で同じく傷付き、甚大な損傷を負い
ほぼ航行不能となった”レヴィヤルデ”からまだ生きてるパーツなどを
取り外し使って修繕と改修が行われ、ほぼ現役の姿に蘇った。

現在のヤットは、王立調査団からのある報告を受けた
女王ディオーレの密命で任務にあたっていた。





【艦内・メインデッキ】


ロスウィードは、ヤットの改修の際に増設された
モニターに目を配り、手の中にあるバインダーに挟まれた
用紙の項目を見る。

「次の予定海域に到着したな。各ソナー異常は無いか?」

「異常なしですー!」「音波ソナーにも何も無しよ〜」

マルモとりょーこはそれぞれ報告を返す。それを聞きながら
ロスウィードはバインダーの用紙の項目に書き込みを入れる。

「ここも異常なしか…」

ロスウィードが静かに呟くと、メインデッキの出入り口のドアが
開かれ、リンドウが入ってきた。

「どうやら南の方も、これで半分ほど終わった所か…」

「リンドウ殿、”そちら”の方はどうでしたか?」

「滞り無く順調だ。だが”使う事”が無いのを祈りたい所だね」

と、ロスウィードが見ていたモニターに目を配らせ、うんうんと
頷きながら確認する。

「あぁ、さすがにここまで何もないと少し変にも感じるくらいだ」

「先の”太陰の一族”との戦い。最終的には良い形で落ち着いたが
ウェナの海に何事もなかったとは言えない」

あの戦いに参戦した者に、変貌したイシュマリクの姿が映る。
ソウラ達が”彼”を止める事が出来なければ、今頃ウェナ諸島全土が
火の海に包まれ、破壊の限りを尽くされていた事は想像に難くない。

「王立調査団から恵みの歌の加護が行き届いてない海域があると
報告が上がってきている事に、今回の事が絡んでいる可能性があると
ディオーレ女王も思われたのだろうな」

「あの時、最初に放たれた一撃”暴れ龍”の余波がどこまで影響を
及ぼしたのか、こちらの調査が終わり次第、行かねばならぬしな…」

「でも…このまま何も無いと良いですよね〜」

マルモは二人に向いて、笑顔で言う。それを見たリンドウも
笑みを浮かべながら

「……そうだな、何もなければそれに越した事はない。さて
私はやるべき事も済んだし、折角だからここでも出来る研究に
入るとしようか何かあればよんでほ…」

リンドウがメインデッキから立ち去ろうとした時

「みんな…!ちょっと静かにして!…この音、何?」

りょーこの言葉に、先程まで笑みを浮かべていた二人の表情が曇る。
ヘッドギアを強く耳を当て、小さい音であろうものを真剣に拾い
聞こうとするその姿に、何かの予感を感じたロスウィードは
指示を飛ばす。

「ソナー!」「はいっ!」

マルモはすぐにモニターに向き直り、機器を操作するために
手をキビキビ動かす。

「りょーこさん、音波ソナーで拾った音の方位を
教えてください!」

「了解!方位は…」
伝えられるとマルモが、それに合わせてソナーを調整すると
彼女の見るモニターに数えきれない程の無数の赤い点が表示された。

「え!!…この数どういう事…!?」
予期しない異常にマルモは思わず、声を上げてしまう。
ロスウィードとリンドウはすぐさま駆け寄り、モニターを覗き込むと
声こそ出なかったものの

「リンドウ殿…これは」
「…どうやら女王の悪い予感が当たったようだ!」

すると隣のりょーこから、また声が上がる。
「……何かが飛び出した!?こっちに来るよッ!!」

「機関最大!全力で回避!」
ロスウィードの指示でヤットは、急加速し
撃ち出された何かを避ける事に成功する。

「相手はもうこっちを見つけてるようだ!戦闘配置!」
ヤットの空気は一気に、緊張したものへと変化していく。

「艦長…!この艦で戦うんですか…!?」

必死の形相で操舵をするバンダが言う。ロスウィードは
デッキの元の位置に戻り、急な事な起こりズレた帽子を正しながら

「いや、自衛はする。が…本格的な戦闘自体はしない。やるのは
”情報収集”だ。少しでも多く…相手から情報を取り…持ち帰る事だ。
みんな頼むぞ…!」

そうロスウィードが告げるとメインデッキのクール全員は、
短く返事を返し、それぞれの役割に従事する。

〜続く〜
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