目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

アスカの冒険日誌

2023-08-06 19:05:16.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第19話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「腕をまた上げたな!」

そう笑顔でリーザから褒めてもらえたアスカは
嬉しそうにガッツポーズをする。

「さてと…今日は”懐かしい奴”と会う約束があるんだ」

「友人さんなのですか?」

「そうだなぁ〜俺が、まだ主と一緒に”ある方”に仕えていた頃に
出会った友人…技を磨きあう好敵手”ライバル”だな」

手を顎に当てながらうんうんと懐かしむように頷いていた。

「凄いなぁ〜師匠は」

自身の師匠とライバル関係にあったと聞いて、声には出さなかったが
内心アスカは、その相手に会ってみたいと思った。そしてリーザに
お願いをしようとした時


ピピピッ!


と、突然高い高音がなった。聞き慣れないその音に、二人はびっくりした。
「なんだ!アスカ、この音は!」
「分かりません!…けど、これは私の荷物から鳴ってる?」

発信源を探りながらアスカは、自分の荷物を漁ると中から、
休暇に出かける前に、ロスウィードから手渡された”通信機”が出て来た。
音もそれから鳴っていた。

「これだ…!」

「また珍しいものを持っているな」

「師匠、ちょっと失礼します。えーと…このボタンを押して
ここのツマミをクルッとこうすれば…」

アスカは、受け取った時に教わった通りに操作すると雑音まじり
音がした後に、《あーあーこちらレヴィヤット》とノイズが入りながらも
通信機のスピーカーから女性の声がして来た。

「この声”マルモさん”ですか!こちらアスカです!」

《繋がった!よかったぁ〜!》

「そういえば頂いた”通信機”、試作段階のものでしたね。
通信が成功してよかったです♪」

《そうなんです〜……って違います!アスカさん!今、
大変な事が起きているんです!》

マルモの言葉に、アスカは驚いてしまう。すると後ろから
音が小さいものの《私が説明しよう》と別の女性の声がした。

「リンドウさん…!?レヴィヤットに乗っているのですか」

《あぁ…ちょっと改装されたヤットに搭載された新しい”機構”の
仕上がりが気になってね。乗り込んでいたんだ》

「新しい機構?確かえぐみマーク2で使われていたあの…」

《そうだ。あの戦いの後”大海原の主”に迫られても爆発的な推進で
離脱できるように、ロマン殿と改装の際に話し合って、”えぐみマーク2”と
同等のものと言う訳にはさすがに行かなかったが、レヴィヤットに合わせて
機能を絞り艦を動かす”推進力”周りに搭載する事に成功した…》

まだちゃんと任務で搭乗できてないヤットの現状を知り、うんうんと
喜ぶような表情をアスカが浮かべ始めた時

《…だが、まさかそれをいきなり”実戦で使う事”なるとは思わなかったがね》

実戦、その言葉を聞いた時アスカは、レヴィヤットが戦いに
巻き込まれた事を感じ取った。そうして改めて、スピーカーごしに
聞こえてくるリンドウの声も、今はある程度整ってはいるもの、
先程の新機構を使った影響か、呼吸が少し乱れている事に気づいた。

「実戦…!レヴィヤットに何かあったのですか!?ロスウィードは…
皆さんは大丈夫だったのですか!?」

《落ち着け、アスカ。さっきも言ったが、離脱には既に成功してる。
今、ヴェリナードに帰還しつつ、国や軍にロスウィード殿がヤットで
収集した情報を伝えている最中だ》

「そ、そうでしたか…よかったです」

と、アスカはひとまずロスウィード達、レヴィヤットのクルーが
無事な事に安堵はしたが、リンドウは

《……だが、まだ安心は出来ないぞ?…我々を襲った相手は”2兵団”だった》

「2つ…!それはいったいどういう事なのですか?」

《こちらを襲っていた兵団に紛れて、別の兵団が別方向へ向かっていった。
1つは、ジュレットへ兵団の動きが向いていた。そしてもう一つは…
”バンデクス島”…アスカ。いま君が休暇で帰っている故郷に敵の兵団が
向かっていると思われる。今すぐにた…ザザザッ!》

と、唐突に通信機からする声がノイズだらけになり、何も聞こえなくなった。

「…!リンドウさん!リンドウさん!」

「落ち着け!…今の話の状況なら大丈夫だろう。少し
深呼吸するんだ」

「は、はい…」

錯乱するアスカにリーザは、すぐさま諭すと落ち着きを取り戻した。

「すいません師匠、ありがとうございます。……私、今すぐ屋敷に
帰ってお養母さんにこの事を伝えてきます」

「うむ…それにもし話が本当ならおそらく時間はそう多くないぞ。
早く行ってくるんだ」

「はい!師匠もお気をつけて下さい!」

そう言い、アスカは荷物をまとめ修練場から飛び出して行った。

〜続く〜
いいね! 10 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる