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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2024-07-21 17:39:47.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第29話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーー

《会話、参加してもいいか?》

そう思念通信で伝えるエミカ。想定外の状況に
マイカは驚きを隠せずに、狼狽する。

《え!?…だ、誰ですか?》

《マイカ、今の声はあたしの知り合いのエミカさん
だよ。いま背中に乗りかかっているんだ》

《急にメガースの残骸に駆け寄るから、何事かと
リルカの体に飛びついたら、頭の中に声が響くから
驚いたよ》

《一応…私やお姉ちゃん達の体に触れると、
”ピアスを付けてなくても話せる様”にはしてるけど…
最初は意図的に繋がないと出来ないし、やり方を教えて
なかったから…こっちがびっくりしたよ》

事情説明も終わり、今まで三姉妹の間でやり取り
していた島の現在の状況をエミカにも伝え終わった。

《…なるほどね。ヴェリナード軍で、今まで
対応していた謎の兵団…いずれも既に軍に殲滅されて
戦力はほぼ無いはずなのに、それらが混成の兵団になって
この島を襲撃してるって推理した訳ね》

《うん、だからちょっと怖い所もあるの》

《いや…戦力としてはもう、兵団の中核を成す”大将格”と
その間を埋める”幹部枠”いる位と…あたいは読むね》

《どうしてですか?》

《仮にもここは、広い海にポツンとある島…そんな所に
大部隊はおそらく連れてこれないし、そもそも連れて来る
メリットも薄いだろうな…》

エミカが自分なりの考察を話すと、
何か思い当たる部分があったのかマイカは

《そういえば…バンデクス島へ向かう船の中で、
アスカお姉ちゃんが変な事いってたような…?》

《あ……”お前の顔は覚えたぞ”だっけ?グランドタイタス号の
襲撃の時に暗殺者に言われ…》「いただだだだッ!!!」

そう言った時、急に背中に乗っていたエミカが
リルカのほっぺを捻った。

《え!?リルカお姉ちゃん?エミカさん?どうしたの!?》
(※2人に聞こえてません)

「こぉらぁーー!な・ん・で!そんな大事な情報を
い・ま、思い出すぅ!?」

「痛い!痛い!…ずびまぜーん!!…どいうが、通信切れだぁ!
続ぎ話ずなだなぁ向ごうでぇ!!マイガ、じんばいずるぅー!」

《何があったのー!返事してよー!!》

エミカに繰り返しほっぺを捻られて涙目になりながら、
懸命に謝るリルカ。少し間をおいて、思念通信に2人は戻ってきた。

《…ハァ、なんとなく敵側の目的が少し見えた気がする》

《え、えーと、その目的とは?》

《まぁ、端的に言うと”私怨”を期にした侵略。つまりは
身勝手な復讐っていう線が濃厚だな》

《な、なるほど…ところでリルカお姉ちゃんは?》

《”おしおき”した。ほっぺが少々腫れてるが、後で
手当するから、気にするな》

その言葉を聞いたマイカは、恐らく腫れたほっぺを撫ながら
涙目になっているであろう自分の姉の顔を想像して、
苦笑いした。

《そういえば…アスカお姉ちゃんどうしたんだろ?》

《アスカからの連絡が無いのか?》

《うん…”港の方へ行く”って言ってから、音沙汰が無いの》

《あたいがそっちへ行こうか…どうにもこの戦い、
何が起こるか見えなさすぎて、気味が悪い》

《ううん、大丈夫。既におかあ…じゃなくて島主が援軍を派遣した所だよ》

《…となると、連絡待ちだな》

外部からの援軍が早期に望めない状況かつ
何が起こるか分からない戦い。絶対に勝つ事を思い描きながらも
不安を胸の中に宿しそうになったマイカはその時、今まで
ゴタゴタしてて忘れていた事がよぎり、ハッとした。

《リルカお姉ちゃん、そういえば私…まだ”ピアスの機能”に
ついてまだ全部話しきれてなかったの思い出した》

《おう、聞かせてくれ》

マイカは、自分の居る大広場の戦況を確認して、周りの兵士に
手が離せなくなる事を伝え、ピアスに添えている手と反対の手で
もう片方のピアスに触れると、マイカの指に光が移る。

その指で長方形を自分の前に描くと、ディスプレイが現れた。

《今回のピアスには”居場所を伝える機能”に今こうやって
”思念で話せる機能”の他に”戦闘の時に使える機能”が
備わっているの》

《戦闘に使える”機能”か…それってどんなものなんだ?》

《私が島に着く前にお姉ちゃん達に頼んだ事あるでしょ?それと
関係があるん……でぇぇぇ!!??》

マイカが触れていたディスプレイには、自分たちが身に付けている
ピアスの稼働状況や機能のあらましが表示されていた。それを
確認する中で、彼女の想定外の事が起こっていた。

《ど、どうしたんだ…!?》

《うぅ…してない》

《……何がだ?》

《これから説明する機能が”稼働してない”!!》

〜続く〜
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