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とこしえの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アスカの冒険日誌

2025-05-03 21:09:13.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第42話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「準備を早める!いま動ける者を総動員するぞ!」

そうロスウィードが会議室に居た全員に告げてから
急ピッチで、現在も防衛戦を繰り広げているであろう
バンデクス島へ出立する準備が整えられていった。

【ヴェリナード城内-某所】

広い空間が開かれた部屋に、城の兵士やレヴィヤルデの乗員
が集まって作業をしていた。さらに急ごしらえで設置を行われた
と思しき、機械類が密集しておりさながら通信指令室の様な
様相を呈していた。

「……これはもう間に合わないね。あたしの方から
”あっち”へ出来るだけ早く連絡をつけておくから、
2人はそのまま現地へ行きなさい」

りょーこは通信機を片手に言う。その前では、エンとマルモが
機材らしきものを詰め込んた鞄に背負い、手には工具や
設計図を抱えていた。

「分かりました」「了解です…!」

そう返事すると、2人は広い部屋のさらに奥へ走り
小部屋の中へ入っていた。

別の所では、ロスウィードとリンドウ、ユナティが
円卓を囲み、その上に広げられた地図を見ている。

「……時間の経過から考えると、既に戦局は切羽詰まった
状況である事が間違えない…」

「だが、アス…いや少佐たちが戦場を持たせている
可能性は大いにある。我々も臆さず、島へ向かうべきだ」

「しかし…まさか、島へ向かう手段が……………とはね」

リンドウが言った時に、部屋の入口の扉がバタンッと
大きな音を立てて開いた。準備にせっせと動き回っていた
者が突然の音に作業の手を止め、扉の方を向いた。

そこには、ヴェリナード軍に所属するものなら誰しもが
見る特徴的なフォルムを持つ人物…で、あるがその様相は
大きく違い、アイマスクを装着し白い帽子と指揮官服に
身を包み、マントをたなびかせながら部屋へ入ってくる
メr…”総帥M”の姿があった。

「諸君!…作戦準備は順調に進んでいるかね?」

「……あ、え…はいっ!順調でありますッ!」

周りに状況を伺いながら、部屋を前に進んでいく。
とある”人物”からは想像がつかない言動にたじろぐ者や
返事が遅れる者が続出した。

「ロスウィード殿!ユナティ殿!…作戦の方はどうなったかね?」

総帥Mは問いかけて来る。ユナティは、何らかの関わりが
あったのか、無言で視線をロスウィードの方に送った。

「はい。作戦は先程、公より頂いた通りに
実行する運びになります!」

「うむ!…今回の作戦の指揮は私が預かろう。二人とも
前線をよろしく頼むぞ!」

そう言うと、2人はそれに応じ短く返事を返した。

「では、出撃の準備が整ったら皆、奥の小部屋に入って
待機していてくれたまえ」

言い残し、総帥Mは司令室内の兵士や技師達に声を
かけつつ、歩いていった。それを見送ると、ユナティは
「はぁ〜」と急に大きなため息をつく。

「…ど、どうしたんだ…ユナティ殿」

「メr…総帥M殿の”ノリ”には、少々ついていけなくてな
…私も何度か巻き込まれた事があるのだ」

「そ、そうか……ところで、リンドウ殿はどこへ?」

ロスウィードが探すと、リンドウは既に小部屋の入口
前に居た所に見つける。出入り口の縁に手をかけながら

「ロスウィード殿、先に入って待っているぞ!」

リンドウは、部屋の中へ入っていった。それを見届けて
いると、

「ユナティ副団長!お待たせしました」

2人の後ろに、魔法戦士の制服に身を包んだ2人と法衣に
身を包んだ僧侶の計3人がやってきていた。

「よく来てくれた…!間もなくバンデクス島へ出立する!
小部屋の方に入ってくれ」

ユナティが言うと魔法戦士の2人はハッ!と短く返事を返すと、
僧侶を引き連れて駆け足で小部屋へと入って行った。

「それでは私が、めr…じゃなかった…総帥Mに
出立する事を伝えてくる。ロスウィード殿は先に入ってくれ」

「了解した。中で作戦の最終確認を行うつもりだから
伝え次第、小部屋へすぐ来てくれ」

そう言ってユナティを見送り、ロスウィードは
小部屋の方に向かった時……


ーーーーーーーーーーー!


ふと、誰かが自分の名を呼んだ様な気がした。しかし
周りを見ても部屋に居る誰もが自身の仕事に従事しており、
とてもでは無いが、自分に声をかける余裕は無い。

ならばなぜ呼ばれた気がしたのか?まさか自身の副官たる
”彼女”が呼んだのか?と…そこでロスウィードの脳裏に
最悪のシナリオがよぎった。

しかし、直ぐ様そのシナリオを振り払った!
”彼女ならばどんな事があっても大丈夫”だと、そう切り替え、
ロスウィードはそのまま部屋へと入っていったのだった。

〜続く〜
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