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とこしえの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 137

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アスカの冒険日誌

2025-12-14 20:39:09.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第63話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。



「間に合えぇぇッ!!!」

声を張り上げ、マーテの後ろから前に躍り出てきたのは”アスカ”

全てを燃やし尽くさんとする業火に向けて両手を合わせて
大きく開くと”青白く輝く魔法陣”が屋敷を覆う結界の前に現れ、
その業火を受け止め、その熱線を拡散させていった。

「はぁ!?…な、何が起きてるの!?」

自身の放った呪文が、突然展開された魔法陣によって
逸らされている事にフィアは驚く。さらに自身の姉の声に、
ドーターもそちらを向くと、目に映ったものに驚愕する。

「あっ…ああっ!アイツッ!此処になんかすぐ
来れるはず無いなのに、なぜですの!?」

呼び寄せられる前の位置関係を覚えていた彼女は、
援軍が居る事が想定外であっても、アスカが自分たちの
居る場所へすぐやってこれない事に確信があった。

(……え、何が…?)

マーテは、来るはずの電撃が流れてこない事に疑問を感じ
閉じていた目を開くと、目の前にアスカの姿を見た。
その彼女と目が合うと、声を震わせながら

「……あ、アスカちゃん?」

「お養母さん…!もう大丈夫だからね…!」

と、自分の母親を安心させる様にハキハキと言葉を返す。
フィアから撃ち出された業火は勢いを弱め、やがて途切れた。

構えた手をゆっくり下ろし、その目で改めてアスカの姿を見た
フィアは口角を少し上げてニコッと笑い

「……”あの時”以来ね…ようやく会えたわ…!」

意外な言葉に、一瞬動じるが目の前でいま見る相手の姿を
見た事があるはずがなく、アスカは睨んだまま言葉を返す。

「どういう事?……私は、あなたとは”初めまして”だと
思うんだけど?」

「察しが悪いわね〜まぁ”襲撃した時”は姿も声も変えてたから、
分かるはずないか…!…ねぇ?会ったでしょ?」

と、おもむろにフィアが自分の喉あたりに左手を当てる。

「お前の顔、覚えたからな…!」
ーーーお前の顔、覚えたからな…!

突然、声質が変わったフィアの口から放たれた言葉に、
数日前に有ったグランドタイタス号襲撃事件の記憶が
アスカの中で蘇った。

「まさか…!あなたが…!」

「やっと気づいてくれた…!貴女たちの”暗殺”も、そちらの
軍のお偉いさんからの仕事依頼に含まれていたけど、あなた達の顔を
知らなかったし、あの時は”エスコーダ商会の令嬢さん”の暗殺の方が
重要だったからね〜♪」

アスカが思い出してくれた事に、気分があがっているのか
どんどん話をしていくフィア。

「それにその任務は…貴女たちのせいで既に失敗してるし〜
お偉いさんとは連絡つかなくなったし、よ・う・す・る・に♪
ここへの襲撃は、拠点確保と同時に憂さ晴らしって言う訳ね…!」

目の前にいる相手などお構い無く好き勝手に話し、スッキリした様な
声音になったフィアは両手に炎を集め、呪文を再び準備し始める。

「なるほど…そういう事だったんだ…!……そんな理由で
島を襲い、めちゃくちゃにした上に…!私たちのお養母さんも
こんなにして…!」

アスカは、フィアから語られた計画の経緯と島が襲撃を受けた
理由を知り、顔を下に向け、その手を強く震わせる。

「あら?突然、告げられた事に理解が追いつかなかったのかしら?
でも、いいわ分からなくても、終わらせてあげるんだから…!もう
大人しくやられ…!」

「ふざけないで!!!」

アスカの怒号が遠くまで響くように飛ぶ。それを耳にした
マーテや周囲の兵士、魔物たちも手を止める。

「……もう見過ごす事は出来ない!ウェナ諸島の平和を預かる
軍の一員としても…!この島で育った1人としても…!そして何よりも
”家族”としても!!たくさんのものを傷つけたあなた達を
……絶対に許しませんッ!!」

アスカは、前に踏み出し駆け出しながらピアスに意識を向けて
念じると左手に太刀を呼び出し、同時に鞘を持った手に
魔力を込めて、雷の魔力を刃に乗せながらそのまま抜刀し、

フィアに向かって、屋敷の屋根から力強く足を踏みしめ
躊躇無く、宙へ大きく飛び上がった!

「…!?」(ヤバッ!魔力を圧縮してる最中だから動けない!)

自分よりも高く飛んだアスカに、フィアは驚く。相手が動けない事を
悟ったアスカはそのまま刃に込めた雷の魔力を更に強くして、
太刀を掲げ、斬りつける姿勢に入る!

「フィアお姉様ッ!!」

と、ドーターがフィアとアスカの間に入り、防御するように
腕を交差させた!

「らいめい斬りッ!!!」

と叫び、高く掲げられた太刀から青白い雷を象った大きな斬撃が
ドーターに炸裂し、さらにその勢いを殺し切ることが
出来なかったのかフィアを巻き込み、二人は吹き飛んだ!!

〜続く〜
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