魔王に完膚なきまで叩きのめされたエルであった
エ「行かなくては・・・
ご主人様が危ない・・・
くっ…しかし 私ひとりでは・・・」
※「無理だ」
エ「あ、あなたは!?」
エ「で、でんやん!」
※でんやんは史上最強の敵でエルを死に至らしめたことがある
で「お前ひとりでは奴にかなうまい
この私が一緒に行ってやる」
エ「あなたは奴に会ったの?」
で「そういうことだ・・・
私ひとりでもお前ひとりでも勝てまい
だが我々が組めば勝機はある」
エ「確かにそうね
でもどういう風のフンコロガシ?」
で「勘違いするな
この私が平和に目覚めたわけではない
お前の主人などどうでもよい
私のアストルティア征服に奴が邪魔なだけだ
奴を始末したら次はお前を倒して
アストルティアは私が頂く・・・」
エ「そうはさせませんわ
そうはさせないけど、二人で組むってとこまでは
いい考えね」
で「そういうことだ」
エ「じゃあ行くわよ!ついて来なさい!」
で「せいぜい私の足を引っ張るなよ」