エルは元に戻る姿を模索していた
それにしてもエルが主人の元から姿を消して
心配かける話は過去に何度かあったな〜と思うエルであった
エルダム:
あなたが何でも知ってるおじいさんですね
訳あって姿が変わってしまい
元の姿に戻りたいのですが
じじい:
ううむ、この城の料理長なら
その手の話を詳しく知っておるぞ
タムラ:
私が料理長のタムラだよ
エルダム:
タムラ料理長ですね
実はかくかくしかじか…なのですが
タムラ:
なるほど…それならいい情報があるが
教える代わりに頼みを聞いてくれ
エルダム:
なんですか?
タムラ::
塩が足らんのです!
持ってきてくれ
エルダム:
塩がいっぱいあるのはあそこね
エルダム:
ここエゼソルよ
この塩を届ければいいのね
それにしてもこの話知ってる人いるのかしら
エルダム:
こ、これがタムラ料理長が言っていた
『ラーの鏡』!