白菜とモーコはついにバリバリ集会に来ていた。
白菜「見てくれ!これ! これならもうこけへんで!」
モーコ「わああ、すごいですね!どうしたんですか?これ」
白菜「先週くらいから学校の駐車場に置いてあったんや、今晩だけコッソリ借りてきたんや」
モーコ「学校に?誰のでしょうね? ん?、ここになんか書いてありますね…「アレフがルド制覇記念・ぞーま様」 これ、あの新任教師のサイドカーじゃあ…」
白菜「え…」
モーコ「…」
白菜「ま、まあ今晩だけやし、終わったらちゃんと返しとけばええやろ、な、なあ」
モーコ「そ、そうですね…あ、周りが走りだしましたよ!私たちも行きましょう!」
白菜「よっしゃ!しっかりつかまっとけよ!」
モーコ「はい!」
白菜「こいつはこける心配なくて楽チンや!サイコーやなぁ!」
モーコ「いいですね! ああっ!、おやびん!スライムを引いてしまいましたよ!」
白菜「大丈夫や!あいつらは引いてぺしゃんこになったらバブルスライムになるだけや!(なりません)かまへん!かまへん!」
モーコ「ああっ!、おやびん!今度はキラーT細胞の格好をしたオガ男さんを引いちゃいましたよ!」
白菜「大丈夫や!あれは「あすらん」いうて打たれ強さ半端ないから死にゃあせん!むしろ弄ってやれば喜ぶくらいや!」
モーコ「ああっ!おやびん!今度は「ごうたろう」さんと言う白バイ警官をはねちゃいましたよ!」
白菜「大丈夫や!あの人は遅かれ早かれ魚子姉さんらに袋叩きにされ、それを楽しむドMさんや!こんな傷のひとつやふたつなんでもあらへんわ!」
モーコ「ああっ!おやびん!今度は通りすがりのお婆さんを引いちゃいましたよ!」
白菜「大丈夫や!どうせ老い先短い……ってそれはあか~~~~ん!!
どこや!?どこや!?大丈夫なんか!?」
モーコ「おやびん、すいません!冗談です!前を向いてください!」
白菜「なんや、冗談かいな~びっくりするなぁ、も~」
モーコ「ちょっとおやびんをビックリさせようと思って、楽しくてつい」
白菜「こいつぅ~(*´▽`*)」
モーコ「てへっ(*´▽`*)」
白菜「あ…」
モーコ「あ…」
白菜「夏も終わりやなぁ…」
モーコ「はい…」
白菜「サイドカー…どないしょ…」
モーコ「はい…」
おしまい^^
あとがきにつづく~