いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
この度、世界の気候館を改修することにいたしましたので、お知らせします。
当面の間は世界の気候館はご来館いただけなくなります。あらかじめご了承ください。(本館と和風館は引き続きご来館いただけます。)
世界の気候館は、現在の良いアイデアは活かしつつ、不便性を解消し、もっとお魚たちが見栄えするように造り替えたいと思います!
以下、改修しようと思い至った館長の独り言です。
読み飛ばしていただいてかまいません。
〜館外の様子〜
ランプの木はメルサンディ家と雰囲気が合っていていいのですが、「世界の気候」というコンセプトが押し出せていません。
また、風船、わたぼう、草むら、プランターなど、ごちゃごちゃしていて一貫性がありません。
(池から飛び出すワニバーンのアイデアは、結構気に入っています。いかにも、これから世界の冒険に出る!って感じがしませんか?)
〜館内の様子1(ジャングルの曲がり道)〜
熱帯のジャングルを冒険するワクワク感を出したくて、わざと先が見えない曲線の通路にしました(このアイデアはわりと好きです)。
しかし一階の狭さから、次の写真のようにさまざまな問題が生じました。
〜館内の様子2(ジャングルの角を抜けた先)〜
ジャングルの角を抜けた先、まず目に入るのは水槽!…ではなくお花。
また、通路が狭いため、左手の大型水槽を見ようとすると、右手の壁が画面全体に映り込み、水槽が見えなくなります。(この点は、ご来館いただいたお客様からもご指摘いただいておりました。)
さらに、熱帯エリア最大の問題は、「ジャングルの壁」が非常に細く、通路を作るために膨大な数が必要となり、家具配置数を圧迫してしまう点です。
〜館内の様子3(温帯のエリア)〜
階段を降りた先の温帯のエリアは、冷帯・寒帯等エリアへ向かう動線としてはまずまず良いのですが、左右の水槽がいまいち魅力を出しきれていません。
家には水槽を5つしか置けない制限がある以上、いっそ、温帯の水槽を減らして、熱帯を充実させる、という手もありかもしれません。
以上のことから、世界の気候館の館外、熱帯エリア、温帯エリアの改修に思い至ったのです。
いずれ生まれ変わる世界の気候館をお楽しみにお待ちいただければ幸いです。
最後まで読んでくださった方、独り言にお付き合いいただきありがとうございました。